異をとなえん |

韓国の強み

2008.09.21 Sun

03:16:16

韓国の強みは、日本が隣りにいたことだ。
日本の高度成長期、その隣りに位置し、
日本語を理解できる技術者・労働者がたくさんいた事は、
韓国にとって最大のメリットだった。

造船産業がその典型のように思う。
韓国の造船業が発達した頃は、
ちょうどモジュール構造での船の製造が始まった頃で、
それまでのような機械産業の発達がなくても手を出せるようになった。
日本からエンジン等の機械設備を購入し、
組み立てに特化して造船業に進出することができるのだ。
組み立ては賃金の安さが、コストの安さ、
競争力の強さに結びついて、
工業化初期の国が手を出すには理想的だった。
他の国では日本から部品を輸入する事に、コストがかかり過ぎただろう。

半導体産業ももう一つの典型だ。
半導体関連の装置、材料等の膨大な裾野が日本には広がっている。
韓国、台湾は、小さな隙間を見つければ、
日本と協調する事によって簡単に参入できる。
他の国では半導体産業が将来有望だと思っても、簡単には参入できない。
そういう意味で日本の隣国であることはラッキーだったのだ。

ある意味驚きなのは、これほどの条件に恵まれながら、
今だに一人当たりGDPが2万ドルにも達していない事だ。
最大の原因は、日本企業が韓国に投資し始めた時、
韓国労働者が日本企業だということでストを強行して、
実質撤退させてしまったことだろう。
スミダ電機とかが有名だったと思う。
松下もあったかな。
これらの企業が撤退せず、日本からの投資が順調にいっていれば、
韓国はもっと発展していた。

そして、韓国は日本語世代が現役を退くにつれて、
日本との関わりを失いつつあるように見える。
日韓の政治家のつきあいもずっと弱くなった。
電通の成田氏のように、韓国で生まれて
韓国に親近感を持っている日本人も、
もういなくなりつつある。

韓国人も、良かれ悪しかれ日本の事を知っていて、
利益を得る手段として反日を叫ぶような人間がいない。
反射的に反日をする人間だけになっている。

日本語を学んでいる人間は、まだかなりいる。
ただし、これは大学の試験での日本語のテストが
簡単だからだろう。
近ごろの韓国人は漢字を知らないのに、
日本語ができるのかと思っていたら、
テストにはほとんど漢字がなかった。
感覚的には100個ぐらいだった。
あれでは満足に日本語は使えまい。

日本語よりも英語を勉強するのが、正しいと考えているのだろうが、
これは強みになるのだろうか。
英語が得意な国は世界中にいる。
それだけで、今後もやっていけるのだろうか。

ノムヒョン大統領は私から見ると現実が見えていない観念に生きる人だ。
現在の韓国の困難の一部はノムヒョン大統領のせいだろう。
そして、ノムヒョン大統領は、
日本統治から離脱して生まれた最初の韓国大統領だ。
これは韓国の発展が、日本の植民地統治下に教育された世代によっている事を、
物語っているように見える。
日本統治世代の人間は、もうほとんといない。
韓国の未来はどうなるのだろう。
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