異をとなえん |

中国語の数表現

2007.11.28 Wed

02:37:23

たまたま、テレビを見ていると中国語での数え方をやっていた。

日本語とは三つの点が違うそうである。一つは、1111を日本語では千百十一というふうに表現するのに対して、中国語では一千一百一十一というふうに表現することである。日本語も万以上は万だけで使うことはなく一万と表現するから、千と百と十のみ一がつく場合は省略できるというが、普通は使わない点が違うことになる。もう一つは、8080を日本語では八千八十というふうに表現するのに対して、中国語では八千零八十となることである。中国語は間に0があるなら、必ず零を入れて表現する。これは次の違いのために必須となる。最後の違う点は、8800を日本語では八千八百というふうに表現するのに対して、中国語では八千八と表現するのが普通らしいことである。つまり、零が入らない場合は最後に発音した位の数の次の位の数だという事が自明なので最後の位はいらないのである。

一番目の違いによって、日本語は少し複雑になっているけれど、少し言葉を省略できている。日本語ネイティブならば間違いなくこの方がいいだろうと思うけれで、新しく学ぶ人にとってはどっちがいいか難しいところか?二番目と三番目の違いは間違いなく中国語の方が複雑になっていると思う。

こんな事を考えたのは、

世界で一番優れた数の表現を持った言語は日本語

のページで書いたように、中国語と日本語の数表現のどちらが優れているかで、私は日本語の方がいいと主張しているからである。

と思って、世界の言語の数体系中国語の数体系を見たら二番目と三番目の違いは既に書いてある。前に読んだのを覚えていなかったらしい。しかも、広東語の数体系を見ると、その部分の違いが明記されていない。これが、中国語と広東語の複雑さの違いかと今さらながら気づく。

前、読んだ時は広東語と日本語の複雑さの違いがよくわからなかった。しかし、広東語はTaamchai : Asian Counting アジアの数の言葉を見るかぎりでは、千百十の位の一を省略できない言葉のようである。つまり、複雑さという点では、日本語の方が広東語より複雑みたいである。

しかし、千百十の位の一を省略できるのは、どっちがいいか疑問とした主張を翻して、これは日本語の数表現の利点ということにしたい。今さらながら、日本語の数が使えて良かったなと思う。
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