異をとなえん |

英文は読みづらい

2007.09.01 Sat

23:40:50

大幅に休んでしまったが、ようやく調子が戻ってきたようである。今日から再開したい。

英文を読んでいると、実に読みづらくていやになる。もちろん、日本語の文章に比べてだ。

ネイティブでないから英語に慣れていない。それが原因だと思っていたのだが、近頃違うような気がしてきた。英語圏ではアニメとマンガでは、アニメの方が人気がある。これは文字を読むという行為が、英語圏の人間の中でも難しい事を表していないだろうか。アメリカでは実は識字率も低いという話を聞く。どうも、英語の文章は日本語の文章に比べて読みにくいのではないだろうか。

日本語の文章は漢字かな交じりで、全体的な見通しが聞く。漢字が文の中での重要な部分を表していて、それが浮き上がって見えるからだ。自分がどこらへんを歩いているのかがわかりやすくて安心できる。それに対して、英語の文章は全然見通しが聞かない。一単語一単語を追っていくのがやっとである。英語に慣れると、もう少し把握しやすくなると思っていたのだが、なかなかうまくいかない。漢字が浮き上がって見える日本語の文章の方が優れているような気がしてきた。

昔、文章の書き方の本の中に、段落の第一の文はその段落のまとめになっているように書けというのがあった。そして、英語の文章は必ずそうなっているのに、日本人の書いた文章はその基本ができていないと。英語の文章を読むようになって思ったのは、そうでなくてはやってられないということである。早く読もうとしたら、段落の最初の文章しか目を通すゆとりがない。読み手がそうなのだから、書き手の方もそれを意識して書くようになるのも当然である。つまり、日本語の文章は段落の頭にまとめがあることを実践していなくても、それなりに読みやすい。

まあ、いろいろ文句を言ったが、英文に慣れていないからというのも事実ではある。日本語の文章のように大事な所は漢字になっているから大事な部分が簡単にわかるのに比べて、英語の文章はどの単語を把握していけばいいかよく理解できていない。語彙の不足による単語の重要性の理解が足りないのだ。たぶん、読んだ瞬間理解しなければならない、最重要な単語の意味を文章の流れから理解しようとしている所に問題がある。語彙がもう少し増えれば違ってくるとは思うのだがなかなか厳しい。ただ、アメリカには移民が多く母語ではない市民が多い事も考えれば、私のように英語の文章に弱い人も多いだろう。その事を考えると、普通の人にとっては、やはり英語の方が相対的に読みづらい言語のような気がする。

漢字とかなという見た瞬間にその差異を判断できる文字で文において重要な部分が分かれている日本語に比べて、英語は重要性の判断においてどうしても少し遅れる。英語と日本語を比べた文章の理解力の判定の実験でも、そんな結果が出ているというのをネットで見た気がする。しかし、信頼のおける実験というか、ソースを見た事がない。また、結局ネイティブの言語が一番理解しやすいという結果になりがちだと思うのだが、そこらへんをどう回避しているのかが、わからない。英文を読んでいるとそんな事を、思うともなく考えてしまう。

ちなみに、読んでいた英文は第1回モーニング国際新人漫画賞の結果コメントだ。日本語の文章があったのに、先に英語の文章で読んで泣きである。
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る