異をとなえん |

アメリカが下げると日本も下げる - 今日の株式市場(2009/11/02)

2009.11.03 Tue

03:44:37

日経平均株価 9,802.95 -231.79 -2.31%
TOPIX 880.54 -14.13 -1.58%
上海総合指数 3,076.65 80.80 2.70%
NYダウ平均 9,712.73 -249.85 -2.51%
S&P 500種 1,036.19 -29.92 -2.81%

日経平均が急反落、米消費弱く輸出や資源安い−CIT破たんで金融も

先週末のアメリカ市場の大幅下落を受けて、日経平均も下落した。
しかし、思ったほど下げていない。
一時300円近く下げたが、だいぶ戻した。
円高だから株価が下がるのか、株価が下がるから円高になるのか、
未だによくわからないのだが同期していることは間違いない。
実際、円高が一服すると株価の下げが止った。

現在のニューヨーク市場を見ると上げていて、とりあえず下げは一服のようだ。
一日ごとの動きは到底予測がつかないが、乱高下しつつ下げトレンドに見える。
ただ、大きく下げると戻りが入るのは、金融緩和政策が効いている。
だとすると、上げトレンドが回復したとしても不思議ではないのかもしれない。

私は金融緩和政策を続けたとしても、インフレにはならないと主張したが、
これは言いすぎだったか。
少くとも、金融緩和政策を続けることによって、
局地的な価格上昇が起きていることは間違いない。
けれども、これは一般的な物価上昇ではなく、局地的に起こっているものだから、
インフレと言いえるか微妙である。
そして、局地的な物価上昇であっても、
それを抑止するために引き締め政策に転じざるを得ないように見える。
オーストラリアとノルウェーの政策金利上げは、その一つの証拠だろう。
世界全体での大幅な金融緩和政策によって、商品価格が上昇し、
資源国として景気が良くなりすぎたために、引き締めに転じざるを得なくなった。
韓国みたいに国内で不動産価格が大幅に上昇している国も、
引き締めに転じる噂が出ている。
日本とアメリカが引き締め政策に動くのは、
一番後というのが一般の理解のようだが、そうなるだろうか。
アメリカの国債の買い上げの終了は実質的には引き締めと同じだ。
資金の供給が続かない限り、株式相場の上げは続かない。
そして、株価が上がらない限り、資産効果による消費者心理の改善も停止する。
かと言って、株価の上げだけのために金融緩和政策を続けるのも難しい。
結局、手詰まりだ。

なんか、ダウが下げに転じている。
140ドル上げても、そこが絶好の売り場と見られるということは、
気分は明らかに下げトレンドだ。
このまま、ずるずる行ってしまうのか。
短期の動きは所詮誰にもわからない。
しかし、完全に株価が下げトレンドに変換したら政府はどうするのか?
強引でいいから、ウルトラCで株価の下支えを狙いに来るのか。
リフレ政策には懐疑的な私だが、景気が回復できるなら、それに越したことはない。
アメリカがリフレ政策によって立ち直れば、日本もそれに追随することができる。
期待しないが、結末を興味を持って見守りたい。
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偽りの上げ? - 今日の株式市場(2009/10/30)

2009.10.31 Sat

04:26:11

日経平均株価 10,034.74 143.64 1.45%
TOPIX 894.67 12.41 1.41%
上海総合指数 2,995.85 35.38 1.20%
NYダウ平均 9,962.58 199.89 2.05%
S&P 500種 1,066.11 23.48 2.25%

日経平均は1万円回復、米景気底入れ期待で輸出や素材株中心に買い

アメリカ市場が反発したことにつられて、日経平均は反発した。
ただ、今一つ戻りが弱い。
そう思っていると夜のアメリカ市場がむごく下げている。
日経平均先物も9760円なんて値をつけている。
そうすると、やはり下げにトレンドが転換したのかもしれない。
結局、市場の大きな流れでの転換点なんてわかるわけがないということか。
上げ下げがいろいろあって、
後から振り返るとあそこが転換点だとわかる理屈だ。

さて今後を考えてみよう。
下げトレンドに変換したとしたら、何が一番下げてくるか。
一番怪しいのは、資源関係となる。
原油は金融危機後の不況で需要が減少したはずだ。
タンカーが大量に余っているので、原油を貯めて在庫している。
産油国は価格が下がったということで、ナイショで増産している。
なんていうか上がる余地がないというのに、
過剰流動性だけで上げてきた感じだ。
崩れれば、大きく崩れることになる。

原油価格が下がるとロシアが一番苦しくなる。
そんな連想を抱く。
ロシアの危機、東欧諸国への波及、
ヨーロッパ全体の不良債権の増加などが起こるのだろうか。
ロシアと東欧諸国の経済関係はどうだったろうか。

まあ、これは一面的か。
資源価格が下がって、ドル高円高に振れれば、
新興国が全般に苦しくなるのは間違いない。
先進国が緊急の財政支出を継続することによって、
それをどこまで支えることができるかが鍵だろう。

まあ、本当に下げトレンドに変換したかどうかもわからない。
先のことはまた後で考えよう。
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暴落はない? - 今日の株式市場(2009/10/29)

2009.10.30 Fri

04:13:52

日経平均株価 9,891.10 -183.95 -1.83%
TOPIX 882.26 -6.54 -0.74%
上海総合指数 2,960.47 -70.86 -2.34%
NYダウ平均 9,762.69 -119.48 -1.21%
S&P 500種 1,042.63 -20.78 -1.95%

日経平均3週ぶり1万円割れ、輸出株主導−米新築住宅減り景気警戒

日経平均は1万円を大きく割り込んだ。
この三日間で500円近く下げている。
アメリカの景気が今一つ信じきれないので、
アメリカの株式市場の下げに敏感に反応する日本市場の特徴がよく出ている。
ただ、まあこれだけ下げれば、一応の底をつけた感じもする。
明日は少し戻しそうだと、市場が閉まった後は思っていた。

実際、今アメリカ市場はアメリカのGNPが予測を上回る成長ということで、
大きく反発している。
日経平均の先物も大きく反発しているので、
明日の株式市場が反発することはほぼ確実だろう。
アメリカ市場のトレンドの転換というのは、
またも空振りに終った可能性が強い。
私の予測は何か根本的に間違っているのだろうか?

大恐慌の時のことを考えると、
もっとも変わっているのは各国政府の支出の増大だろう。
景気が悪化するのを避けるために、とにかく支出を増加している。
政府の借金の増大という危険性はあるが、
とりあえず最悪の事態を防いでいることは間違いない。
日本のバブル崩壊後も、成長はほとんどしなかったが、
どうしようもない不況という事態は起こらなかった。
GNPのマイナス成長が少し続くくらいだった。
今回の不況も、各国政府が財政支出を増加していることによって、
実体経済に最悪の事態は起こらない可能性が強い。
そうなれば株価はどうなるだろうか。
どこかでトレンド変換を起こして急落する可能性ばかり考えてきたが、
ゆっくり下げる可能性はないだろうか。
インフレ期待が残っているなかで、実体経済がそれほど悪くならないならば、
ある程度下げたら常に買いの可能性はある。
金融システムを立て直すために、銀行に強力な資本の増強をしたことで、
借金できずに相場から手を引くことは少ない。
また、アメリカ経済が金融主体の産業構造になっているので、
株価さえ上がれば実体経済もよくなっているといえる。

しかし、富を産み出すシステムであった、住宅の値上がりがなければ、
新たに消費を増やすことは難しい。
その分だけ経済は低迷する。
急激な株価の回復による消費の増加も、前の状態までに戻ることはない。
結局経済のトレンドは下向きとなる。
株価も下がり基調になる。

やっぱり、私の考えで住宅価格が下がり続けると、
どうしても下げになってしまう。
でも、表面的には住宅価格も上がっているという話がある。
実体のことをどうしても考えてしまうが、
表面的でも住宅価格が上昇に転じれば、
資産効果によって消費は増加していくのではないだろうか。
あるいは、FRBが不動産ローン担保証券を全て買い上げたとする。
そうすると、
銀行は住宅価格の低落からくる不動産ローンの破綻の損失がなくなる。
逆資産効果がかなりなくなるわけだから、
経済は成長できなくても、縮小する力は弱まる。
今のアメリカ経済に起こっていることは、そういうことかもしれない。
マイナスの力さえなくなれば、成長期待だけで株価をかなり保てるわけだ。
なんか今一つ信じられないけど、
株価の緩やかな下落という可能性についても、心に留めておこう。
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市場の転換点 - 今日の株式市場(2009/10/28)

2009.10.29 Thu

03:48:26

日経平均株価 10,075.05 -137.41 -1.35%
TOPIX 888.80 -6.68 -0.75%
上海総合指数 3,031.33 9.87 0.33%
NYダウ平均 9,882.17 14.21 0.14%
S&P 500種 1,063.41 -3.54 -0.33%

日本株は続落、景気不透明感で電機や不動産売り−中国関連も下げる

NYダウは少し上げているが、S&Pは下げている。
NYダウは多国籍企業中心で、
アメリカ経済の現状を反映していないように思えてきたので、
S&Pををメモに追加してみる。

日経平均は二日続けて100円以上下げていて、1万円台割れ寸前にまできている。
つい最近も1万円台を割っているから、
日本市場が完全に下げトレンドに入ったとは言えないだろうけど、
雰囲気はいやらしい。
アメリカ市場も下げていて、
ここが市場の転換点になっても不思議じゃない状況になっている。
欧州市場も全面的に下げだ。
世界連鎖安の様相を呈している。

この下げがある程度の下げになることは確実だろうけど、どこで止まるのか?
NYダウが3月につけた安値を下回れば世界大恐慌の再来に近づく。
10%ぐらいの下げで止まれば、普通の不況だろう。
株式市場の上げ自体が資産を膨らませ、ゆとりを作り出し、
景気を下支えしてきた。
3月安値までの下げを見過せば、間違いなく景気は暗転する。
アメリカ政府が、どう対応するか、見どころの多い状況で、興味深い。
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アメリカの住宅価格指数 - 今日の株式市場(2009/10/27)

2009.10.28 Wed

03:34:38

日経平均株価 10,212.46 -150.16 -1.45%
TOPIX 895.48 -15.24 -1.67%
上海総合指数 3,021.46 -88.11 -2.83%
NYダウ平均 9,867.96 -104.22 -1.05%

日本株は反落、商品市況安受け資源や海運株安い−不動産も下げきつい

日経平均は昨日のアメリカ市場の下げに反応して下げる。
日経平均以上に下げているのがTOPIXで、さらに差を広げつつある。
9月初旬と比べると、日経平均は同じくらいなのに対して、
TOPIXは5%ぐらい安くなっている。
日経平均が銘柄を絞りこんでいるのに対して、
TOPIXが銘柄全てを対象にしているのだがら、
全体としてのエネルギーがより不足していることを示している。
一部の銘柄に物色が集中しているのは下げ相場の特徴だろう。
この不安定な状況が続けば、やはり下げるしかない。

現在、アメリカ市場ではダウだけが上げていてS&Pとナスダックは下げている。
二日続けて100ドル以上下げたのだから、少しは戻してもいい。
けれども、戻りは弱い。
不安定な状況が増している。

PIMCOのグロス氏:6カ月に及ぶリスク資産の上昇は今が頂点

バブルとかリスク資産の上昇が頂点とかいう声を聞くことが、最近多い。
この頃合いで上げることができなければ、ひとまず手締まう動きが加速しそうだ。
この状況が急落を生みそうな気もする。
循環相場みたいに、一つの市場で上昇が止まったら他の市場に上昇が移っていくのか。
それとも、一つの市場の下げが他の市場の下げを誘発するのか。
ここ二週間ぐらいで結論が出そうだ。

とは言っても、また株式市場が上昇を続ける可能性がないわけではない。
そうなっても、下げが一時的に回避されただけで、
いずれそうなると言い続けるわけだから、実にいい加減な予測である。
それでは、本当の上昇相場に転じるには、何が必要だろうか。
本当の上昇相場には、そもそもの暴落の原因である、不動産価格の回復が必須だと思う。

そうすると下記の米住宅価格指数が上昇したと言うのは、極めつきのいいニュースだ。
8月の米住宅価格指数:前月比で3カ月連続上昇
ただ問題は実態だ。

Shadow Inventoryはどのくらいあるのか

上記の記事を見るかぎりでは、売りに出ていない住宅がたくさんある。
日本のバブル崩壊の時、抵当で手に入れた不動産を売却すると損が出ると言うので、
抱えこんでしまった銀行と行動がうり二つではないだろうか。
日本で相場が底を打つのは、もうどうしようもないと、
銀行が不動産の投売りを始めた時だった。
アメリカでそうならないとしたら、どうも話がうますぎる気がしてならない。
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トレンド転換? - 今日の株式市場(2009/10/26)

2009.10.27 Tue

03:46:23

日経平均株価 10,362.62 79.63 0.77%
TOPIX 910.72 8.69 0.96%
上海総合指数 3,109.57 1.72 0.06%
NYダウ平均 9,972.18 -109.13 -1.08%

日本株は上昇、円高一服好感し輸出関連高い−エコカーや鉄道人気も

週末のNYダウは下がったのに、なぜか日経平均は上昇した。
特別これと言った好材料もないように思えるのだが、不思議だ。

NY市場が開いてダウが異常な動きをしている、100ドル上げて、そこから200ドル下げた。
それにつられて、ユーロ、原油、金と全て急落している。
いよいよトレンドが転換したのかもしれない。
しかし、ファンド等に資金は貯まっている。
いままで、たいした下げもなく一本調子で上がってきたのだから、
単純に急落することはない。
押し目ととらえた買いも随時入ってくる。
大幅な下げは買いのチャンスだから、急上昇もよく見かけることになる。
乱高下しはじめた後、本格的な暴落がやってくる。
下がる下がると言い続けてきたような気がするが、ようやく当たるかもしれない。
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解釈できない不安 - 今日の株式市場(2009/10/23)

2009.10.24 Sat

04:46:31

日経平均株価 10,282.99 15.82 0.15%
TOPIX 902.03 -6.57 -0.72%
上海総合指数 3,107.85 56.44 1.85%
NYダウ平均 10,081.31 131.95 1.33%

TOPIX午後崩れ続落、再建問題不安で日航や銀行株安い−業績選別

日経平均は上昇したが、TOPIXは下落した。
相変らず、はっきりしない相場展開になっている。
民主党政権の不安感という話も出ているが、納得できない。
民主党政権の政策に期待した人が多かったとはとても思えない。
むしろ、世界景気の回復による輸出関連産業の復活以外に日本を買う理屈はなかった。
そういう意味ならば、世界景気の底打ち、輸出の戻り、円安などは業績回復に貢献しているので、買い材料になるはずだ。
特にここに来てトレンドが変換したと思える円安は、輸出企業にとっては好条件だ。
なんだかわからないけど、外国人投資家が日本の輸出関連株を買えなくなっている。

東京外為:円全面安、リスク選好的な売り継続−日本の財政懸念も重し

世界的には、1ユーロが1.5ドル台をつけるなどドル安が続いている。
その中で、円は1ドルが91円88銭をつけ、円高ドル安に完全に流れが変わった印象を受ける。
通貨の弱い順は、リーマンショック前は円ドルユーロの順だった。
それが、リーマンショックによって逆転し、円ドルユーロの順は強い順になった。
今年の3月ごろに、株価の底をつけると、円ドルユーロの順は弱い順になった。
そして、つい最近流れがはっきりしなくなり、不安定さを増している。

解釈できないこと、それ自体が不安を誘うしかない。
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