異をとなえん |

野田政権のゆくすえ

2011.10.19 Wed

20:48:55

インタビューを拒否しているのは、目指すべきものがないからか。

首相が「ぶら下がり」拒否を明言 グループインタビューでお茶濁す

引用開始

 野田佳彦首相は17日、内閣記者会のインタビューで、歴代首相が続けてきた記者団による「ぶら下がり取材」について「基本的にお受けしない」と拒否することを明言した。首相自らによる説明責任や情報発信よりも、失言を避ける「安全運転」を優先した。民主党の掲げる予算編成過程などの透明化とはほど遠い後ろ向きの対応だ。
引用終了

野田首相は「ぶら下がり」でのインタビューをしないと明言した。
失言を避けたいという後ろ向きの発想だ。
けれども政権を維持していくには、国民からの支持を得ていなければできない。
国民から支持されるには、自らの信念を語って、国民に本気を納得させなければいけない。

「ぶら下がり」を拒否するというのは、国民から支持を得られるもっとも有効な手段を自ら拒否することであり、自滅への道である。
民主党の鳩山首相、菅首相も失言で政権を失ったという意識からだろうけど、それは本質に思えない。
鳩山首相の場合はあまりにも言葉が軽すぎた。
総理の言葉が大きな影響を持つことを考えれば、慎重に発言すべきなのに何も考えずに発言することがあまりにも多かった。
普天間移転問題も期限など全然決まっていないのに、自分で期限を切って、自分で政権の命運をかけたのだから、退任も当然だ。
途中で方向転換するチャンスは山ほどあったろうに、それをしなかったのだからどうしようもない。

菅首相の場合もやはり言葉が軽いように思える。
菅首相が支持率を落とした原因になったのは、参院選前での消費税の税率上げ発言の迷走だったろう。
上げると発言し、それを隠そうとしたことで、選挙に負けた。
消費税どうこうよりも、ぶれたことによって信念がないと見られたことが負けた原因に思える。

何も発言しなければ、ぶれようがないけれど、それも国民は目指すものがないと受け取るだろう。
そのままでいれば、最終的には支持率が低下してしまう。

自分の信念や目指すべき道ははっきりと発言するけれど、それ以外のことに関しては適当に流すことがなぜできないのかと不思議に思う。
小泉首相はぶら下がりでたいしたことは発言していなかった気はするけれど、支持率の維持には役立っていた。
逆に言うと、野田首相がぶら下がりを拒否するというのは、自分の信念の弱さを見すかされるのが嫌で拒否していると国民は思うだけだ。

野田政権もやはり一年で終わる、そう思うしかない。

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