異をとなえん |

V-Sidoに期待する

2011.06.25 Sat

20:21:17

大昔に書いた記事だが、日本のレベルは上がっているで、動くユニコーンガンダムを作ってみた「試作偏」という動画をリンクしたことがある。

最近、このシステムにV-Sidoという名前がつけられて、他にも幾つかの動画がアップロードされていることに気がついた。

参照:タグ V-Sido を含む動画の検索結果

凄い。
特に最新作の【V-Sido】Kinect+カメラでロボット用コクピットをつくってみたは夢が広がる。

Kinectという人間の動作をリアルタイムに画像として取り込むシステムを使って、人間の動いた通りにロボットを動かす。
ロボットにつけたカメラから画像情報を送ると、ほとんどロボットのコックピットから操縦している気分になってくる。
早く実用化できないかと本当に思ってしまった。

今福島の原発では多くの人々が被害を最小限に抑えるために働いている。
それでも、放射線の脅威は大きく、なかなか作業は進まないでいるみたいだ。
目には見えない、時間が経ってから病気になる、放射線の元での復旧作業はやりにくいことこのうえない。

その現状を打破する手段として、遠隔操作によるロボットは理想的だ。
人間型で、人間並の大きさがあり、人間並の力が出せるならば、汎用性があるのでいちいち状況に応じたロボットは必要ない。
そんなロボットを複数投入すれば作業スピードが大幅にアップするのではないだろうか。

実用化にはまだたくさん問題がありそうな気もする。
人間並の大きさと力がなければ汎用としては使えない。
そのエネルギー源をどうするかという話がある。
たぶん、動画では電池を使っているのだろうけれど、実用化には単純な電池でいいのか、もっとパワーのある電池が必要なのか。
ただ、自動車を動かすレベルまでには電池も進歩している。
あんまり長時間駆動するのではなく、小まめに充電するために戻るようにすれば、実用化の問題があるとは思えない。

やはり問題になるのは遠隔操作か。
Kinectを使った遠隔操作は簡単だが、手仕事はできないし、素早い認識にはいろいろと問題がありそうだ。
できれば車を運転するとか、クレーンを運転するレベルにまで引き上げたい。
でもそうすると大がかりなシステムが必要になる気もする。

人間の能力は非常に高い。
自律的にロボットが行動するのは、いまだに問題が多くてなかなか進歩していない。
だから、自律的という部分を省いて、人間によって直接コントロールしてしまえば難しい問題を飛ばすことができる。
制約のある動作、制約のある視野でも、人間ならば訓練しだいで、不可能とも思える技を実行できる。

遠隔操作によるロボットの実用化は、まだもう少しかかるかもしれない。
しかし、今回みたいな人を投入しにくい災害が起これば、実用化の要請は非常に高くなる。
技術的なボトルネックが私には見えない。
資金を投入すれば解決できそうな問題ばかりだ。
だとしたら、実用化は目と鼻の先だ。
本当に期待したい。

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURLはこちら

514 売上3000億のロボット企業?

「日本のレベルは上がっている」と「V-Sidoに期待する」で吉崎航氏のロボットが凄いという話をしていた。 そのロボットがついに実現したらしい。 参照:ついに実現した