異をとなえん |

サッカー日本対韓国戦感想

2011.01.27 Thu

03:11:18

韓国にPK戦で勝利。
興奮し過ぎて、なかなか寝つけなくなってしまった。
一回寝て、ようやく落ち着いてきたので、感想を書いておく。

試合は韓国が積極的に攻めてこない、意外な展開で始まった。
意外と思ったが、やはりイラン戦での120分間の激闘が響いていたのかもしれない。
あるいは、後半勝負と考えて力をセーブしたのか。

先取点は韓国が取る。
ペナルティエリアでパクチソンを倒してしまい、それでファールを取られ、ペナルティキックで決められる。
どうも、今日の審判は接触があると簡単にファールを出す審判みたいだ。
まあ、ある意味予想通りというか、今回の大会相手に先行される試合が多かったし、守備が不安定なので仕方がない。
好調の攻撃陣に期待する。
実際、すぐに日本が攻勢となり1点を取り返えす。
本田がボールを持って韓国守備陣を引き付け、それを追い越した長友にスルーパスを出し、長友がゴール前に入りこんだ前田にパスを出して、前田がゴールを決める。
本田、長友、前田と渡ったゴールは、今大会でもっとも美しいゴールといってよく素晴しかった。
その後の前半は日本が韓国守備陣を縦横無尽に切り裂いて、韓国ゴールをおびやかす。
もしかしたら、韓国の守備陣はざるなのかと思った。

しかし、後半に入ると膠着状態に落ち入る
前半の日本の優勢は、日本の運動量が落ちたせいか、韓国の守備陣がうまく補強されたせいか、よくわからないが終わってしまった。
ただ、韓国の攻撃も得点の気配を感じさせない。
韓国の攻撃は単調すぎて、普通に守備をしていると簡単に防げるのだろう。
だから、インドに山のようにシュートを放っても、後一点が取れないことになる。
ゲームはそのまま一進一退が続き、90分の戦いが終わり、延長戦に入る。

延長戦前半、審判の判断でペナルティキックを日本がもらう。
本田が真中に蹴って、キーパーに止められるが、はじかれたボールを日本が詰めていて得点した。
ファールはペナルティエリアの外のような感じをもしたが、最初の時の日本のペナルティキックも嘘くさかったので、帳消しな感じだ。

日本は一点リードした後、受け身に回り段々押し込まれていく。
10年以上日本戦を見た経験から、これは失点するパターンだなと思っていたが、案の定後半最後に追いつかれる。
ただ、PK戦で決着を着けることになるのは完全に予想範囲内だったので、そんなに動揺はしない。
PK戦で勝てばいい話である。
実際、選手もそんな感じでいたようだ。

PK戦は韓国が3本外してしまい、簡単に日本が勝利した。
少し意外だった。
韓国もプレッシャーが強すぎたか。
ただ、最終的には一点を返すのに力を注ぎ過ぎたのが原因だと思う。
なんとか同点に追いつくために、全精力を注ぎPK戦での体力がなくなったのが真相だろう。
それがPK戦での敗退につながった。

全体的に考えれば、韓国の戦い方はカップ戦に向いていない。
あまりにも一戦一戦に力を注ぎ過ぎている。
その割に得点力がないから、猛烈に疲れる。
それがずっとアジアカップを奪取できない結果をもたらした。
全体を通したスケジュール管理、手を抜いたというか効率的な戦い方が求められている。
韓国が今回の日本戦の敗北によって、そのへんを真剣に考えてくれればと思う。

オーストラリアオリンピックの前、日韓でオリンピックチーム同士でのホームアンドアウエイでの親善試合があった。
中田英寿がいたころだが、両方とも韓国に圧勝した。
その理由は、当時の韓国のオリンピック世代はプロ化されていなくて、大学生中心のチームだったことにある。
この敗北は韓国に大きな影響を及ぼし、オリンピック世代のプロ化が推進されていくことになった。
現在では、韓国のその年代はヨーロッパに広く進出している。
日本への敗北が韓国を大きく変えた例だ。

日本が韓国に勝ったことは、韓国にとっても真剣に自分たちのサッカーについて問い直す契機になるはずだ。
アジアカップが奪取できないことに対しても、本格的にどうしたら取れるかを考え始めるだろう。
力任せに勝利するのではなく、創造的にプレーしていかなくてはならない。
それは日本を勉強することであり、アジアカップで日本にどうやったら勝てるかを追及することだ。
相手を倒す努力は、相手に対する理解を促進する。

韓国選手が得点を取った後、日本を侮辱するパフォーマンスがあったことがわかった。
それでは勝てない。
自分たちより強い相手に勝つには、まず相手が自分たちより強いことを認め、その強さに敬意を払わなくてはならない。
相手を馬鹿にしているようでは、決して勝てないのだ。
今回の韓国選手の愚行が、そのことの理解に役立つことを願う。

韓国が日本を理解して強くなれば、アジアのサッカーはより盛り上がってゆく。
日本もまたそれに対抗するために強くなれば、最終的には日本もワールドカップ強豪、そして優勝を目指せるかもしれない。
今回の日本の勝利に、未来のそんな希望をみいだした。

もっとも、その前に韓国は選手に怪我をさせるのをやめて欲しい。
香川が骨折なんて悲しすぎる。

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