異をとなえん |

来年の日本の政治

2010.12.30 Thu

01:13:40

年末なので来年の展望を書いてみよう。
まず、来年の日本の政治だ。
菅政権がいつまで持つかが一つの焦点になるが、私の予測は3、4月ごろ、どうにもならなくて投げ出すに一票だ。

菅首相は最近の世襲でなった総理大臣と違って、政権への執念を持っているから簡単に潰れないというような意見を見かける。
一理あると思うのだが、予算案はうまく通る気がしない。
現在の仙石官房長官の問責決議案は、内閣改造で対処するとしても、支持率が30%を切ってくると野党はありとあらゆる所でごね出すに決まっている。
そうなれば直ぐに審議は止まってしまうだろう。
問題はその時の内閣支持率の動向がどうなるかである。
国会が止まった時、支持率が上昇して、審議を再開しろと言う、野党に対する国民からの批判が高まるならば、まだ見込みはある。
けれども、国会が止まっていても支持率が低いままなら、もうどうにもならない。
私の予想は支持率は上がらないで、もう総選挙をして出直せというのが、国民世論の大勢になる気がする。

鳩山、菅と二人の民主党総理を見て、国民のほとんどは民主党の力量を大体見定めた。
私も予算の無様な増やし方には反対である。
変な予算をぶよぶよ増やしているにも関わらず、変な増税をしている。
菅首相の財政を健全化するという主張はどこに行ったのだろう。
特に年金のデフレ分を下げることを止めようという主張はおかしかった。
一体何を考えているのだ。
予算を削るのが難しいことはわかる。
その中でデフレによる年金の減額は、これ以上ないほど正しい予算の削減だ。
それに対して反対しようというのは、財政危機など何も考えていない現れとしか思えない。

そうすると菅首相の政策がまるでわからない。
財政危機はどうでも良くなり、マニュフェストは守りたいのか、守りたくないのかよくわからない。
全然見えなくなってしまった。
支持率が低下するのも当然に思える。

国民の意識がそのようなものなら、国会が止まったとしても支持率は上昇しない。
そうなれば、さらに国会は動かなくなるだろう。
予算案は何とか通したとしても、予算関連法案はどうにもならなくなる。
衆議院は通ったとしても、参議院は当然否決、あるいは審議せずに流すかだ。
3分の2条項を使って通すのは難しい。
ぎりぎり票はあったとしても、支持率が低い状態では造反する危険性が高い。
そうすると予算はどうなるか。
法律の裏付けがないと執行できない予算や取り立てることができない税金がたくさんできるだろう。
今回の細かい増税はほとんど無理だろうし、子供手当てなどは法律の修正がない限り、ばらまくことはできない。
半身不随の状態が続くことになる。

問題は菅首相がそのときどう対応するかだ。
権力欲だけで、総理はやめない、解散をしない、と突っ張ねていても、この状態は堪えるはずだ。
国民からの罵倒は雨あられと降りそそぐ。
民主党内部からも状況を改善するための要求が上がってくる。
政策を実行する力を持てなければ、何のために俺は総理大臣をしているのだろうと考え始める。
そうすると、あきらめて解散するか辞職するしかない。

解散、辞職、どちらを選ぶか。
民主党が今まで散々自民党の首相交替劇を批判してきた経緯と、解散ならばもしかしたら選挙に勝てるかもしれないという希望がある。
辞職なら直ぐ総理をやめなくてはならない。
選挙なら選挙が終わるまで任期を伸ばせる。
世襲でなったのではない総理大臣の意地を見せる気がする。
解散名称は自棄っぱち解散しかない。
そういうわけで、4、5月ころ選挙が私の予想だ。

その前の解散もありえるのだろうけれど、麻生政権と同じで、できるだけ総理大臣でいたいという欲で解散はたぶんできない。
二進も三進もいかなくなるまで解散しないから、結局は4、5月だ。

選挙をしたならば、どうなるか。
順当なら選挙になれば自民党が勝つだろう。
政権がどうなるかは、ちょっと予想がつかないが、一応谷垣自民党党首が小泉政権でずっと財務大臣を勤めていたことを考えれば、小泉路線への回帰もありうる。
この場合の小泉路線は緊縮財政ということだ。
そうなれば、私は自民党支持に回るだろうけれど、実際にどうなるかは予想もつかない。

予測も先走りすぎだ。
来年は予算関連法案が通らないので、菅首相は総選挙に訴えて敗北し、自民党政権が復活すると、そう予測しておく。

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