異をとなえん |

元気がない時に元気をくれる本 - 増田悦佐さんの本2冊

2010.12.09 Thu

01:11:35

なんかダルい。
元気が出ない。
疲れている。
睡眠不足かもしれない。

「あかつき」は結局金星への周回軌道突入に失敗したことがわかった。
6年後に、またチャンスがあると言っても、それまでマシンが持つかどうかわからない。
そんな風に考えると、どうも悲観的に思えてくる。
元気がない日は、どうもあらゆることを悲観的に考えてしまう。
元気がない時に元気をくれる本というと増田悦佐さんの本である。

ブログをアクセスしてくる検索ワードを見ると、面白いことがわかる。
最近、「増田悦佐」でアクセスしてくる件数が急に増えたのだが、検索してみると本が2冊出版されることがわかった。

一つは「史上最強の都市国家ニッポン 逆・日本列島改造論」だ。


こちらは、増田さんと三橋さんの共著である。
アマゾンではカスタマーレビューが出ている所を見ると、もう出版されているみたいだ。

目次は次のようになっている。
プロローグ 没落する欧米 飛躍する日本
第1章 日本は史上最強の都市国家だ
第2章 都市集中こそ経済成長の原動力
第3章 リニア興国論
第4章 超都市文明を日本に創れ
第5章 何が日本の成長を阻むのか
第6章 世界で輝く 唯一無二の国・日本

この二人の面子で、この目次だと、大体中身が想像できてしまう所が、難点か。

しかし、出版社が「幸福の科学出版社」とは。
もう少し選べばいいのに。

もう一冊はまだ出ていないみたいだが、「いま日本経済で起きている本当のこと - 円・ドル・ユーロ大波乱! 」である。


目次は次のようになっている。
はじめに
第1章 通貨切り下げ競争で、米・中・ユーロは自滅する!
第2章 張り子の虎の中国経済 - いよいよ化けの皮が剥がれるときが来た!
第3章 無敵投資家ミセス・ワタナベは金(ゴールド)へ向かう
第4章 デフレと円高で日本経済はさらに強くなる!

景気予測本のようである。
「2010年世界経済大予言」の本と似た感じか。
しかし、短期的にはあの本はたくさん間違っていた。
そこらへんを、どう説明してくるだろう。
本の中では、どういう理屈で金の上昇を説明するのか、そこに一番興味がある。

個人的には金の上昇は納得できない。
現在の金の上昇はドル安の逆の現象のように見える。
原油を始めとした、商品相場の高騰と同じことだ。
不況とデフレが発生すれば、逆回転を始めるだろう。

アメリカの景気は現在上向いている。
政策金利の低下による長期金利の低下が功を奏しているわけだ。
しかし、この効果は高い所にあった物を低い所に下げることによって生まれる一時的なエネルギーだ。
下がりつくせば、もはや景気を上向かせる力はなくなってしまう。
流動性の罠によって金利を下げられなくなったと言ってもいい。

アメリカの金利が下げられない所まで下がり、それでも住宅価格が回復しなければ、景気は悪くなるというのが私の予測である。
それと同時に原油相場を始めとした商品相場も逆回転を始める。
金の価格もそれにつられて下げるような気がする。

金は通貨の変わりという特殊な要素を持つ。
そこらへんがどう影響するのか。
納得できる理論展開に期待したい。

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