異をとなえん |

日本は世界で石油を一番安く買っている。(補足)

2007.11.15 Thu

03:40:29

昨日は日本は世界で石油を一番安く買っているとしたが、その時気づいていない事があったので補足しておく。

まず、日本は重質原油ばかり買っているように理解していたが、下記のように軽質原油も買っている。

Bloomberg.co.jp: 日本

     油種成分、価格も焦点に

日本に輸入にされる原油は軽質化の傾向にあり、油種成分の比重を示すAPI度は全輸入原油の年平均で1973年の33.67度から04年度は35.83度まで上昇した。比重は高くなればなるほど、沸点は低く、ガソリンや灯油などを多く含む。油種別で見ると、日本に一番多く輸入されるのはサウジアラビア産の軽質原油「アラビアン・エクストラ・ライト」で、2番目に多いアラブ首長国連邦(UAE)のマーバン原油も軽質だ。背景にはガソリンや灯油など石油製品の需要の堅調さがある。

日本の石油元売りは硫黄分の少なく、環境に配慮した「サルファーフリー」ガソリンの販売を05年1月から出荷しており、硫黄分が少ない軽質油に需要がシフトする流れも一部にある。ただ、軽質油の価格は重質油と比べ高いことが一般的。石油元売りは、これまで中東産原油の輸入が多いこともあり硫黄分や重質原油を処理する二次装置を設置済みのため、価格次第では購入を見送ることも予想される。


と言うか記述を読む限りでは、日本も重質油から軽質油に移動する傾向はあるようだ。ただ、重質油も対応可能なので、他の国に比べて相対的に有利という事なのだろう。

また、昨日の記述ではアメリカ、ヨーロッパ、中国については考えていたが、韓国の事は頭に抜け落ちていた。下記を見ると韓国も脱硫設備が不十分なために安い重質油には手を出しにくそうである。

中東情勢と原油依存

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