異をとなえん |

暴落はない? - 今日の株式市場(2009/10/29)

2009.10.30 Fri

04:13:52

日経平均株価 9,891.10 -183.95 -1.83%
TOPIX 882.26 -6.54 -0.74%
上海総合指数 2,960.47 -70.86 -2.34%
NYダウ平均 9,762.69 -119.48 -1.21%
S&P 500種 1,042.63 -20.78 -1.95%

日経平均3週ぶり1万円割れ、輸出株主導−米新築住宅減り景気警戒

日経平均は1万円を大きく割り込んだ。
この三日間で500円近く下げている。
アメリカの景気が今一つ信じきれないので、
アメリカの株式市場の下げに敏感に反応する日本市場の特徴がよく出ている。
ただ、まあこれだけ下げれば、一応の底をつけた感じもする。
明日は少し戻しそうだと、市場が閉まった後は思っていた。

実際、今アメリカ市場はアメリカのGNPが予測を上回る成長ということで、
大きく反発している。
日経平均の先物も大きく反発しているので、
明日の株式市場が反発することはほぼ確実だろう。
アメリカ市場のトレンドの転換というのは、
またも空振りに終った可能性が強い。
私の予測は何か根本的に間違っているのだろうか?

大恐慌の時のことを考えると、
もっとも変わっているのは各国政府の支出の増大だろう。
景気が悪化するのを避けるために、とにかく支出を増加している。
政府の借金の増大という危険性はあるが、
とりあえず最悪の事態を防いでいることは間違いない。
日本のバブル崩壊後も、成長はほとんどしなかったが、
どうしようもない不況という事態は起こらなかった。
GNPのマイナス成長が少し続くくらいだった。
今回の不況も、各国政府が財政支出を増加していることによって、
実体経済に最悪の事態は起こらない可能性が強い。
そうなれば株価はどうなるだろうか。
どこかでトレンド変換を起こして急落する可能性ばかり考えてきたが、
ゆっくり下げる可能性はないだろうか。
インフレ期待が残っているなかで、実体経済がそれほど悪くならないならば、
ある程度下げたら常に買いの可能性はある。
金融システムを立て直すために、銀行に強力な資本の増強をしたことで、
借金できずに相場から手を引くことは少ない。
また、アメリカ経済が金融主体の産業構造になっているので、
株価さえ上がれば実体経済もよくなっているといえる。

しかし、富を産み出すシステムであった、住宅の値上がりがなければ、
新たに消費を増やすことは難しい。
その分だけ経済は低迷する。
急激な株価の回復による消費の増加も、前の状態までに戻ることはない。
結局経済のトレンドは下向きとなる。
株価も下がり基調になる。

やっぱり、私の考えで住宅価格が下がり続けると、
どうしても下げになってしまう。
でも、表面的には住宅価格も上がっているという話がある。
実体のことをどうしても考えてしまうが、
表面的でも住宅価格が上昇に転じれば、
資産効果によって消費は増加していくのではないだろうか。
あるいは、FRBが不動産ローン担保証券を全て買い上げたとする。
そうすると、
銀行は住宅価格の低落からくる不動産ローンの破綻の損失がなくなる。
逆資産効果がかなりなくなるわけだから、
経済は成長できなくても、縮小する力は弱まる。
今のアメリカ経済に起こっていることは、そういうことかもしれない。
マイナスの力さえなくなれば、成長期待だけで株価をかなり保てるわけだ。
なんか今一つ信じられないけど、
株価の緩やかな下落という可能性についても、心に留めておこう。

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