異をとなえん |

薄っぺらい世界の株価の上げ - 今日の株式市場(2009/10/14)

2009.10.15 Thu

05:21:26

日経平均株価 10,060.21 -16.35 -0.16%
TOPIX 894.34 -7.06 -0.78%
上海総合指数 2,970.53 34.34 1.17%
NYダウ平均 9,871.06 -14.74 -0.15%

日本株は6日ぶり反落、米金融株安や日航懸念で銀行に売り−輸出も

日経平均はほとんど動いていないが、一応下げで終わる。
NYダウと同期した結果になった。

今日は他のアジア市場、欧米市場が好調の中、日本市場だけが停滞していた。
今開いているアメリカ市場も好調なので、本当に日本だけが悪い。
8月中旬に10500円台をつけてから、日本市場の停滞ぶりが目立ってきている。
日本人が一番景気に対して悲観的な事を反映していると考えてきたが、
実際の景気もそうなると考えるべきなのだろうか。
日本経済は二番底に落ち込み、
欧米経済は順調に回復していくというシナリオだ。

なんというか、さすがにそれはない気がする。
欧米経済が順調だということは、需要が伸びていくことであり、
先端製品、資本財を作っている日本にとっては追い風になる。
今回の日本経済の落ち込みは、主に輸出の下げで生じているのだから、
輸出が回復していけば日本経済は当然回復していく。
心配なのは、円高だが、
日本と同じように輸出に依存していると思われる韓国では、
ウォン高でも株価は上昇している。
もっとも韓国では輸出が好調なだけではなく、内需も伸びているから、
株価が上昇しているという理屈も成り立つ。
そうなると、逆に日本は輸出が好調でも、
国民心理が萎縮しているので内需が悪化して景気が悪くなるということも、
考えられないことはない。
しかし、それは考えにくい。
輸出が好調ならば、
ゆっくりでも国民心理は好転していき、
日本の景気もよくなると考える方が普通だろう。
だから、世界景気に対する見方が、
日本とそれ以外の国で異っているとしか思えない。

世界経済は今後落ち込み二番底を迎える。
だから、日本市場で株を売っているのが日本人だろう。
それに対して、世界経済は今後順調に回復していくと考えて、
日本以外の市場で株を買っているのが、その他の国だ。
けれども、日本市場で今まで買ってきたのは、外国人投資家だ。
日本人の気持ちがどうであろうとも、
輸出関連株を中心に買い上げることは可能なのにそうはしてない。
円高が怖いせいもあるだろうけど、
むしろ短期的に上げが見込めないから買わない。
それだけの気がする。
日本市場では個人投資家の売買も増えている。
外国人投資家が買っても、個人投資家が売るので、株価が上がらない。
短期の利鞘を狙っている人がほとんどだから、そうすると買いも手控えられて、
さらに低迷することになる。
つまり、外国人投資家も短期で売買している人がほとんどで、
過剰な流動性によるドルの価値の低下を下けるために、
資金を運用したいだけなのだ。
世界経済が回復しそうだから、
景気敏感株である日本株を買うなどと言う発想はない。

世界で株を買っている人間も基本同じだろう。
世界の景気が良くなるという予想よりも、
短期的に上がるという予想で買っている。
そうなると、現在の株価の好調もやはり信用し難い。
目先の日本株の売りに対して、買い向かえないレベルの買いでは、
風向きが変わったら一斉に逃げ出す。
やはり、順調に株価が上昇していくとは、とても思えない。

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コメント

277

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

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