異をとなえん |

日本の株価は海外投資家の手中にある - 今日の株式市場(2009/09/16)

2009.09.17 Thu

10:41:25

日経平均株価 10,270.77 53.15 0.52%
TOPIX 931.43 -1.09 -0.12%
上海総合指数 2,999.71 -34.02 -1.12%
NYダウ平均 9,683.41 56.61 0.59%

日経平均は上がるが、TOPIXは下がる。
株価は下がるという昨日の予測は外れた。
TOPIXは下がっているけれど、大きく下げるという予測なのだから、完全に外れである。
日本内部の影響を過大評価しすぎた。
日本市場は現在外国人投資家の動向によって左右されているから、
外国人に理解できなければ相場は大きく動かない。
鳩山内閣の人事のヤバさは日本人にはわかっても、外国人にはわからない。
だから、鳩山内閣の人事動向は重要視されなかった。
日本市場の動向は海外の市場に影響されている。
アメリカ市場ではダウが11ヶ月ぶりに高値を更新したので、日本市場は上がった。
上海総合指数が下がったので、それに連られて日経平均も値を下げ、
結局少しだけの上昇に留まった。
こう考えるのが一番正しい説明のような気がする。

私は日本市場での日本独自の動向を持って株価を予測しがちなのだが、
それが予測を外す原因につながっている。
日本市場は海外の市場動向中心に動くことを気をつけながら、
株価予測しなくてはならない。

そういう意味で、やはり一番重要なのはアメリカ株式市場の行方である。
16日のアメリカの株式市場は上がっている。
ダウは今見た所、70ドル上昇だ。
つまり高値を更新してどんどん上げている事になる。

だが、悲観派の私には信じられない。
下記の記事は信用収縮が依然として続いていることを指し示している。

米国の信用、大恐慌並みのスピードで縮小中につき、二重底不況の懸念高まる

引用開始

コングドン氏は曰く、信用収縮の主な理由は銀行に対する自己資本比率改善圧力だった、とのこと。
引用終了

記事の中では、信用収縮の原因を、
規制による銀行への自己資本比率改善圧力に求めているが、私は違うと思う。
膨大な資産を失い、貸付先が破綻し続ける状況にある時、
銀行が考えることは危ない貸付先から融資を回収することに決まっている。
そして急な倒産にも巻き込まれないように、できるだけ自分の金を貯めこんでおくことだ。
規制による自己資本比率の改善圧力など、銀行のその努力を後押ししているにすぎない。

信用収縮が続けば、景気は悪くなっていく。
リーマンショック後の景気の悪化があまりにも急激だったので、
株価は過剰反応をして暴落をした。
暴落し過ぎの結果、株価は自然に回復してきている。
しかし、経済の大きな流れが下降トレンドのままでは、
株価は右下がりの直線に対して振動する曲線でしかない。
どこかで下降トレンドに向かうはずだ。

経済が下降トレンドかどうかは、住宅価格の動向だろう。
住宅価格が下がり続けている時に本格的な経済の回復があるとは思えない。
最近の住宅価格の底入れの兆しは、
あまりにもアメリカ政府の関与が強すぎて、偽りに見える。
アメリカ政府は各種の緊急措置を大体年内いっぱいに終了する予定みたいだ。
その終了が一つのきっかけになるのだろうか。

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