異をとなえん |

FRBのMBS買取は正しいか?

2009.07.25 Sat

04:12:25

ああ書けない。
スランプだとしか言いようがない。
何も調べないで、思ったことを書いておこう。

今日アメリカの住宅価格が上昇したというニュースを見た。

5月の米住宅価格指数、0.9%上昇

引用開始

更新: 2009/07/25 02:30
5月の米住宅価格指数、0.9%上昇

 【ワシントン=米山雄介】米連邦住宅金融庁(FHFA)が22日発表した5月の全米住宅価格指数は、季節調整済みで前月比0.9%上昇した。前月水準を上回ったのは3カ月ぶり。今年1月と同水準の高い上昇率となった。前年同月比では5.6%の下落だが、住宅価格には下げ止まりの兆しが出ている。

 4月は当初発表の前月比0.1%下落から0.3%の下落に下方修正された。
引用終了

とりあえずは、いいニュースなのだが私は非常に疑問を持っている。
その理由は、需給による市場の原理ではなく、人為的な買い支えが原因に思えるからだ。
FRBは今年に入ってからモーゲージ証券を直接購入している。

FRB総資産、再び増加 米国債購入などで5週間ぶり

「17日現在の保有残高は、MBSが前週比285億ドル増の4560億ドル。」
ということは日本円にして、50兆円ぐらい。
去年はほとんどなかったはずだから、かなり増やしている。
金をばらまくことによって、デフレを止める政策を実行しているわけだ。

しかし、私が前から述べているように、アメリカの住宅価格の下落は、
ガソリン価格の上昇からくる、郊外化の否定によるかもしれない。
だとしたら、需要自体がなくなっていくので、
いかに買い支えようとも、価格は下がり続ける。
いや価格は下げ止まっていても、単に帳簿の上での話になってしまうわけだ。

私には、日本のバブル崩壊時に、不動産会社へ必死に追い貸しして、
土地の処分を遅らしていた銀行とFRBが同じに見えて仕方がない。
詳細は違っていても、本質は同じに思えるのだ。
日本の景気が底を打ったのは、
銀行が不良債権処理を行なって、土地を投げ打って処分し、底値をつけた時だった。
アメリカの場合も、底を打つのは住宅価格の下げが止まった時だろう。
ただ、それがFRBによる買い支えでは意味を持たない。
逆に底値をつけるのを邪魔しているだけだ。

そんなわけで、アメリカの先行きが心配になってしまう。

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