異をとなえん |

世界経済回復の兆し

2009.04.03 Fri

00:04:43

下記の記事を読んだ。

イギリスの消費者景況感、ヨーロッパのどこよりも素早く回復中!

イギリスの回復って、本当なのかと思う。
どうも信じられない。
消費者の景況感が改善しているらしいが、重要なのは気分ではなくて所得だ。
今回の不況の前、アメリカはずっと貯蓄率が下がっていって、
消費が増えていった。
世界は、アメリカ人は消費好きというレッテルをはっているが、
別に特別に消費に熱心な訳ではない.
資産が増えているから、消費していたに過ぎない。
消費が増えているのは、原因ではなく結果なのだ。

今回のイギリスの景況感の回復はどうか。
単に気分的なもののように見える。
景気が悪くなってかあ、もう随分経つ。
気分としては、そろそろなにか物を買いたくなってくるころだ。

世界においても、株式が全体に高くなっている。
リバウンドが始まっていることは確かだろう。
日本のバブル崩壊後もずっと景気が悪いままだったわけではない。
山あり谷ありで上下していた。
世界経済も最初のリバウンドの時期を迎えたのかもしれない。

問題はこの回復がどのくらいまで続くかだ。
日本の景気回復が長続きしなかったのは、地価が継続的に下がっていって、
資産が減少し続けたからだ。
世界経済も資産が減少し続ける限り、景気回復が続くのは難しい。
アメリカの住宅価格の下落も、イギリスやスペインの不動産価格の下落も、
下げ止まったという話を聞かない。
日本だって、都市圏の価格の下落は底を打ったとはいえない気がする。
資産価格の下落が止まらない限り、長期的な成長軌道に乗れない。
株式市場の回復もいつまで続くか、不安な所だ。

なんか、前にも同じことを書いているような気がする。
そこら中で見かける、オリジナリティのない意見だが、
他の人と同じ意見を述べることも最近大事なように思えてきた。
リハビリをかねて投稿してみる。

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