異をとなえん |

米住宅着工件数の増加

2009.03.18 Wed

21:53:07

米住宅着工件数が2月増加した。
解釈するのに難しいデータである。

2月米住宅着工:前月比22%増、年率58.3万戸−集合住宅82%増(2)


2月米住宅着工:前月比22%増、年率58.3万戸−集合住宅82%増(2)

3月17日(ブルームバーグ):米商務省が17日に発表した2月の住宅着工件数(季節調整済み、年率換算、以下同じ)は58万3000 戸と、前月比で22%急増し、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値(45万戸)を大幅に上回った。増加率は1990 年以来で最大だった。2月は特に集合住宅の着工件数が拡大した。前月は47万7000戸(速報値46万6000戸)に上方修正された。

(略)

一戸建て住宅の着工件数は前月比1.1%増加し、35万7000戸。集合住宅は22万6000戸と、前月の12万4000戸から82%急増した。

(略)
更新日時 : 2009/03/17 22:13 JST


一戸建ては1.1%増で、増えてはいるが小さい。
この数値の信頼性がどのくらいかわからないが、
統計上の誤差と言っても構わないくらいの小ささだ。
問題は集合住宅の増加だ。
この上昇が何を意味するのか。
前から述べているように、
郊外一戸建てと言うアメリカ生活様式が変化していく兆候ではないだろうか。
郊外の一戸建てから、都心の集合住宅へとアメリカ国民が移動していくならば、
この住宅着工件数の増加は、住宅価格の低下を止める役割を果たせない。
むしろ、価格低下を促進しそうである。

この統計では、住宅市況がまだ底と判断するのは難しいと思う。

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