異をとなえん |

麻生総理を批判する

2009.02.11 Wed

02:42:20

支持率が落ちているみたいだが、私も見放してしまった。

政治家というのは客商売だ。
演劇や舞踊とかそういうたぐいと同じだ。
そういう本の中で、役者に稽古をつけている演出家の話があった。
指示はなんだったが忘れてしまったが、
役者が言われたとおりにしているつもりですと口答えする。
それに対して、客はつもりを見にきているわけではないと、演出家がしかる。

政治家も同じことだ。
本人がどんな意図で話しているかは問題ではない。
客、国民がどう受けとるかが重要なのだ。
そして、何十年も政治家をしていて、
自分の意図をうまく国民に伝えることができないとしたら、
それ自体能力不足だといえる。

マスコミが偏向しているからなど、なんの理由にもならない。
曲解されないように最新の注意をはらって発言すべきなのだ。

政治家の発言は一言一言に意味がある。
意図がない空気のような言葉ではない。
それが自分の目指す政策、方向に役立つものとして発言しなくてはならない。
そうであるならば、注目されて発言するのは、
自分の政策を国民に聞いてもらう絶好の機会だ。
にもかかわらず、何を目指そうとしているか判然としない。

今回の民営化発言にしても、いったいどうしたいのだろうか。
4分社化を3分社化にしたいのだろうか。
本人はたぶんその意志だと思うのだが、
どうも自民党内ではその方向に動いていないように報道されている。
しかし、首相として発言したからには、
なんとしも方向を変えなくてはならない。
それだけの覚悟を持って発言すべきなのだ。
でも、私にはその覚悟が見えない。
その覚悟がなければ沈黙する智恵がなくてはいけない。

意志はあるけど覚悟はない。
そんな政治家にしか見えない。

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