異をとなえん |

自動車産業救済法案が廃案になって

2008.12.12 Fri

18:41:40

「日本語は亡びるのか」はなかなか書けないでいる。
そこで、文章を長く書けるようになったことで、今までできなかった、
日々の感想をずらずら書いていく日記のようなものをやってみる。

今日はアメリカの自動車産業救済法案が廃案になって、相場が大荒れだ。
日経は下がり、円相場はドルが90円を突破している。
アメリカ議会のKY(空気が読めない)ぶりは凄い。
第一次世界大戦後の国際連盟参加拒否からも明らかだが、
世界の空気などまるで読まない。
ある意味見習いたいところだ。

肝心の廃案については、あまりたいした感想はない。
オバマ次期大統領が、自動車産業支援に積極的なので、
最終的には、なんらかの支援も予想される。
短期的にどうなるかは予想がつかない。
ビッグ3の前途が危ないのは確かなので、
倒産が早いか遅いかだけのような気もする。

今ビッグ3が飛ぶのと、もう少し時間が経ってから飛ぶのと、何が違うだろう。
時間が経つといっても、景気がいいときには企業は倒産しない。
つまり、今助ければ、存続できるまで助けることになる。
問題はそれが可能かだ。

不況がさらに深まっていくとしたら、
他の多くの企業も苦しくなるだろう。
それら全部の企業をアメリカ政府は救おうとするのだろうか。
それは流石に無理な気がする。
そうすると、自動車産業だから助けようというのだが、
アメリカには日系の自動車メーカーが一応存在している。
ビッグ3が倒産して、
その分を日系の自動車メーカーが埋めた方が良くはないだろうか。
倒産した分を日系メーカーがおぎなえば、輸入が増える問題もない。
新たに増える失業した労働者の分は、
日系メーカーがその分だけ労働者を切らないことで同じになる。
日系メーカーの方が効率がいいから、労働者はその分だけ、多く減るだろうけど、
効率化のためには仕方がないともいえる。

そもそも、市場が求めているであろう、小型車や環境対応車を、
ビッグ3は作ってないわけだから危機に瀕している。
それはちょっとやそっとでは、解決するわけながい。
今から開発費を注入して、どうするかという話ならば、あまりにも遠すぎる。

救済策は、労働者に対する一時的な失業対策だけでしかない。
それならば、むしろ失業保険に直接援助した方がいい。
もっとも、退職者の年金や保険の問題はでかい。
全国民一律に適用することを前提とした、なんらかの制度は作れないだろうか。
ビッグ3が生き残っているときの全額は保障できないだろうけど、
部分的に保障するというものだ。
大事になりすぎる気もするけれど、私にはそのぐらいしか、対応策は思いつかない。

なんか、どこでもよく見かけるような意見になってしまった。
やはり、それなりの着眼点は必要か。

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コメント

76

本当にアメリカって空気読めない子ですねえ。
「自分の歴史を教訓とすることは出来るが、よその歴史を教訓とすることはできない」という話があるくらいだし。
これが日本の政治家だったらあっという間に潰されていますよ。
世界の覇者の役得ですね。

77

あかさたなさん、コメントありがとうございます。

アメリカは空気が読めないというより、空気を読まない国で、
他国の声が聞こえてはいるのに、意識的、あるいは無意識に無視しちゃう。

それに対して、日本は空気が読めない。
だから、日本の政治家が潰されるというのはどうでしょう。
日本の政治家を潰そうと攻撃しても、素で気づかない。
そのくらい、日本は鈍い。
アメリカと日本は、世界の空気を読まないことでは、双璧です。

中国は読んでないように見えて、必死になって読んでいる。
ただ、残念ながら読みが浅い。
西側の世論なんて気にしないよとう態度が見えみえです。

そんなことを考えると、アメリカと日本の空気が読めないのは、
GDPの大きさが働いている。。
他国の動向を気にする必要が薄いのは、大きい。
GDPの大きさと空気の読めなさは比例すると思ったが、
韓国がいたな。
他国の動向をもろに受けるにも関わらず、
読まないとか、読めないとかではなくて、空気を読むという概念がない。
そういう意味で特異だ。

空気の読めない国という概念は、ちょっと思考が刺激されました。
それでは、またコメントお願いします。

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