異をとなえん |

護憲派っていったい?

2007.05.17 Thu

02:32:35

「改憲と護憲のポジショニング・マップ」というものを見つけました。これを見ていると頭が痛くなってしまいます。もっとも図を見るかぎりでは、「護憲派」がどこに位置するかよくわからないのですが、きっと右上の民主国家で国民にとって理想な部分に位置付けられるのでしょう。しかし、国民にとって理想なのが天皇制を廃止する事では、護憲では全然ないでしょう。「護憲派」も衣の下のヨロイをそうあらわにしては、人々の支持を集める事はできないと思います。

私は憲法九条改正には賛成の護憲派です。今現在の憲法の精神は守っていく必要はあると考えていますが、現状と合わなくなった九条は変更した方がいいという考えです。でも、こういう考えは世間一般的には「護憲派」ではなく、「改憲派」に属するみたいで自分としては納得がいきません。何をどう改正するかを問わず、憲法改正に賛成か反対かを問うようなアンケートをするマスコミが多いのでは仕方がないのかもしれないですけど。

憲法九条の改正にしても、自衛隊を認めるのは当然として、何らかの制約をあらたに課すべきかどうかなど、問題となる部分は山積しています。そういう、本質的な部分を詰めないで実行している憲法論議がどうも嘘くさく見えて、しかたありません。本当にみんなが納得できる改正案に到達するのでしょうか。結局は解釈改憲になってしまいそうで、悲しいです。護憲派を自称する私としては現状を追認し、憲法の平和主義的な精神を生かせる改正ができないかと悩みます。ただ、制約をどう課すかは非常に難しく、そもそも憲法では難しいのかもしれません。「日本以外での戦闘活動を禁止する」事を条文に入れるのは、アメリカがその条件での同盟を拒否するかもしれません。これは厳しいです。または、「日本と公海以外での戦闘活動を禁止する」事を条文に入れるのが一番いいかも知れません。これなら、アメリカも納得しそうな気がするし、戦争に巻き込まれる危険性が一番少ないような気がします。海外での戦争を忌避したい私には有力な考えに思えるのですが、どんなもんですかねぇ。

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURLはこちら