異をとなえん |

北欧の小国の繁栄の理由

2008.11.18 Tue

01:39:26

サンデープロジェクトでフィンランドとデンマークの特集があった。
なぜ高福祉でも高成長しているかという理由を追及していた。
番組自体はそれほど深く掘り下げた感じがせず、
通りいっぺんの物であまり感心しなかったが、
私なりに仮説を立ててみた。

繁栄している最大の理由は小国だからではないだろうか。
小国だから成長するというのは、たまたま成長分野をその国が選んだからだ。
逆に言えば、低成長の分野を選べば失敗する。
国がたくさんあれば、成長分野を選ぶ国もあるし、成長しない分野を選ぶ国もある。
その選択において、国の指導部の能力の高さが影響するだろうけれど、
偶然ということもある。
その二つを分けられない状況では、あまり小国の繁栄をうらやましがっても仕方がない。

つまり、よくある詐欺のトリックみたいなものだ。
競馬の全レースを当てた馬券を持っている人間から、
最後のレースの当たり情報を売りこまれる。
全レースを当てたすごい予想屋だと思ってしまうと騙されて、
実際は全馬券を買っているに過ぎない。
北欧の小国の繁栄もそれに似ている気がする。

フィンランドの繁栄は、結局ノキアが成長したことに、尽きるのではないか。
日本の成長もトヨタに依存している部分はあるが、でもそれだけではない。
自動車会社にしても日産や本田があるし、
自動車メーカー以外にも電機やその他の会社がある。
しかし、人口500万の国ではノキアみたいな会社が一社あれば、
それだけで十分繁栄できてしまうのではないだろうか。
つまり、繁栄した理由は国の政策の影響か、
それともたまたまノキアがあったからなのか、よくわからない。

アイスランドみたいに金融で成長したと思っても、
現在はあまりうまくいってない国がある。
フィンランドの場合もノキアが成長し続ければ良いか、
ノキアが不調の時に今までの政策が正しかったが問われることになる。

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