異をとなえん |

今日ざっと読んだ本(2008/09/25)

2008.09.26 Fri

03:26:58

簡単に書けるので、今回もやってしまった簡易感想。
全部きちっと読んでいないで、飛ばし読みしているだけだし、
記憶で書いているので間違いがあるかもしれない。

野村正樹「鉄道地図の謎から歴史を読む方法 - 明治以降、鉄道は日本をどう変えたのか 」

鉄道史の本。普通の鉄道史の本で、あまり謎という感じはしない。
いい点としては、地図が入っているので路線のイメージがしやすい。
今まで読んできた本は意外と入っていなくて、わかりづらかった。
日本の鉄道史を簡単に学ぶには、良さそうな本。


王敏「日本と中国 - 相互誤解の構造」中公新書

漢字の話から、日本と中国の違いについて話している。
ただ、あまり体系だってなくて、エッセイに近い。

国字は日本独自とあったが本当だろうか。
ヴェトナムでも韓国でも独自の漢字は普通に作っていると思っていたのだが。


田中將介監修・三菱総合研究所/編著「東京金融センター戦略 見えない規制を超えて」

外国人にアンケートを取って、
その結果から東京に金融センターを作るにはどうしたらいいかを語っている。
日本には見えない規制があるというのが、外国人の意見らしいが、
私にはどうも納得できない。
単にうまくいかないのを日本に押しつけていないか。

金融センターになるためには、外国人に気にいられるようにしなくてはいけないからと、
いろいろ要望を出しているが、そうまでして金融センターになる必要があるか私には疑問だ。

70、80年代の日本は遅れているようなイメージがあったそうだが、
現在はクールジャパンと捉えられている。
でも、古い日本をそのまま引きずっている人も多いそうだ。
こういうのをアンケートとして取って欲しかった。


大石 裕, 山本 信人編「イメージの中の日本 - ソフト・パワー再考」

日本のソフトパワーをどう使うかのような本かと思ったら全然違った。
靖国参拝、従軍慰安婦、70年代の東南アジアの日本人イメージなどを、
新聞などで分析している、左翼系の本。
別に悪口を言うつもりはないのだが、左翼系をどう表現していいのかわからない。
中立的な言葉は何だろう。


森稔著,福川伸次(編さん),市川宏雄(編さん)「グローバルフロント東京 - 魅力創造の超都市戦略」

森稔氏、青山やすし氏などが、一章ずつ書いている。
ただ、スローガンっぽくて、あまり面白い感じはしなかった。

黒川和美氏の東京のストックの大きさを語っている章が良かった。
夜景が綺麗とか、緑が多くなったとか、水が余っているとか、
そういう話をしている。
私も若い頃に比べて、緑が東京は多くなったように感じる。
単に昔は緑など意識しなかっただけかも知れないけど。


エーモン・フィングルトン『巨龍・中国がアメリカを喰らう - 欧米を欺く「日本式繁栄システム」の再来』

長くて、どういう感じで章立てしているかわからず、読みにくい。
題名から見ると中国批判に見えるが、もろ日本批判になっている部分もある。
フィングルトンは前の著書で日本のGNPがアメリカのGNPを抜くなどと批判した日本脅威論者。
私も同意できる部分はあるが、日本が世界一の航空宇宙産業大国などと言うのは、
批判のためとはいえ過大視しすぎているのではないか。
靖国問題も裏では日中が手を結んでいるとか考えるのは、
あまりにも陰謀論に走りすぎている。
製造業擁護など感心する部分はあるが、日本陰謀論に固執しすぎて、
アメリカ読者にも不信感を持たれそう。

そのうち、きちっと読むつもりだ。

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