異をとなえん |

マンファはマンガと違います

2007.05.02 Wed

23:55:15

2ちゃんねるを見ていると、マンファがマンガのふりをして欧米市場への進出を図っているとか、マンファがマンガの起源だと偽っているとか、いう批判が目につきます。よくある常套の悪口かも知れませんが、言い過ぎな気がする部分に反論したいと思います。

少くとも「マンファがマンガのふりをして欧米市場への進出を図っている」というのは成り立たないです。なぜかと言うと、マンガは現在日本オリジナルと同じく、右開きで右から左に読んでいくように出版されています。それに対してマンファは韓国本国と同じく、左開きで左から右に読んでいくように出版されています。つまり、マンガというのは右から左に読んでいく本だと欧米市場では信じられているのです。昔は左右逆転して出版していたんですけど、現在それはなくなりました。

アメリカの掲示板でマンファに対して、いつオリジナルに合わせて左右逆転して再発行されるかという質問がありました。答は当然、これはマンファだから元々オリジナルそのまま、というものでした。つまり、アメリカのユーザーの中ではマンガは右から左に読んでいくもので、かつそれが正しいというか、ありがたがる感覚が生まれているのです。日本人の西洋かぶれみたいな現象です。

少し古くなりますが次の記事があります。
SAILING THE SEVEN SEAS - LOOKING AT "WORLD MANGA" WITH DALLAS MIDDAUGH
この記事はSEVEN SEASが"WORLD MANGA"を始めるというものですが、その中で"All of our books were created in the style of Japanese manga, even down to their reading format like traditional manga, they read from right to left."という文があります。つまり、アメリカで作るのに右から左に読める形式にしようというのです。これ、その後どうなっているのか、よくわかりませんが、とにかくマンガというのは右から左に読むものというのはアメリカ人に既に摺り込まれつつあるものと思います。

ですから、マンファが左から右に読む形式である限り、マンガと間違えられる事はないです。しかし、wikipediaの
韓国の漫画
によると、「ただし、最近は日本と同じく右開きの本も多い」だそうです。今一つ信じられないのですが、本当でしょうか?

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コメント

193

その定義に従うなら黒神とかは日本の出版社で
出版している右開きのものだからマンファじゃあないな

194 Re: その定義

「黒神」は、日本のマンガ雑誌で連載されていて日本の編集者の編集を受けているという点で、
右開きとか左開きとか関係なく、普通にマンガでしょう。
マンファと言ったら、韓国で出版編集されてなくては当てはまらないと思います。
韓国では最近全て横書きで編集されているから、そういう意味でマンファが左開きになるのは当然なわけです。
だからWikipediaに出てくる右開きのマンファというのは疑問で、
一体中の文字はどうなっているのか不思議です。

265

そんな些細な違いしかないのか・・・
肝心の中身(絵柄とかストーリー)に違いはないんですか?

269 Re: そんな些細な違いしかないのか・・・

コメントありがとうございます。
なんか返事が遅れすぎて、読んでいないかもしれませんが回答します。

> そんな些細な違いしかないのか・・・

右開き左開きの違いは些細なのかな。
本の持つ値打ちには関係がないという意味だと思うのですが、読む方としては重要でしょう。
年を取ったせいか、左開きというだけで読む気が失せることがあります。
こういう感覚を西洋の人も持っているとすれば、右開きの本はそれでも読む価値がある本にしか手を出さないでしょう。
マンガがその壁を乗り越えて進出しているのは、私には革命的な出来事にも思えます。

> 肝心の中身(絵柄とかストーリー)に違いはないんですか?

私も実際の中身は読んだことがないので、よくわからないです。
日本語訳された作品を読んだこともあるはずですが、ほとんど記憶に残っていません。
日本亜流のわりには、飛び抜けたところがない、それが一般的な反応ではないでしょうか。

それでは。

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