異をとなえん |

「裕仁天皇」感想

2008.07.04 Fri

02:46:00

エドワード・ベア著「裕仁天皇 神話に包まれて」を少しだけ読んだ。

目次は下記の通り。

上巻
序章 玉虫色の曖昧さ
第一章 ご幼少時代
第二章 ご婚約
第三章 欧州ご訪問
第四章 ご成婚
第五章 即位の大典
第六章 満州国の成立
第七章 五・一五事件
第八章 神格化への道
第九章 二・二六事件と天皇
第十章 日中戦争
第十一章 残虐
第十二章 「大東亜共栄圏」への階段
第十三章 佛印進出

下巻
第十四章 開戦への足音
第十五章 日米交渉
第十六章 "Xデー"
第十七章 真珠湾奇襲
第十八章 追いつめられる日本
第十九章 和平への模索
第二十章 原爆投下
第二十一章 録音盤事件
第二十二章 終戦
第二十三章 戦犯リスト
第二十四章 天皇の戦争責任
第二十五章 平民天皇
第二十六章 天皇崩御
エピローグ

山形浩生氏の書評
から興味を持って読もうとしたが、途中でツッコミに疲れてほんの少しでやめた。
日本人から見ると偏見だと思われる欧米人の日本への評価も知りたいと思うのだが、
ちょっと多くてあきた。

最初の部分で気になった所をあげておく。


裕仁天皇の子供時代の仲間のほとんどは年上であった。その子供たちは既に、いっぱしの国粋主義者で、日本海や満州の戦場で展開している戦争ドラマについてはよく知っていた。そして、彼らは時折すぐ近くで垣間見ることのできる戦争の英雄である将軍や提督たちを熱狂的に崇拝していた。
P46



自分の国の戦争で勝利した将軍や提督を英雄視する男の子は、珍しくない。
むしろ、好意を持たない方が特殊だ。
それを国粋主義者と評価するのはおかしくないか。


このときの裕仁親王が日本陸軍将校の軍服姿であったことは大いに意味深長なことである。
P47


イギリスの王族は軍人が普通だと思うし、
このころのヨーロッパの王族は軍人をしているのが当然ではなかっただろうか。

上記みたいな事を意味ありげに書かれると、
私には全体的な論旨自体が嘘くさくみえる。
山形氏は「すごく説得力がある」と述べられているが、
そうは思えなかった。

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