異をとなえん |

東シナ海ガス田問題日中合意

2008.06.19 Thu

02:40:24

東シナ海ガス田を共同開発 日中両政府が正式合意


 日中両政府は18日、両国最大の懸案だった東シナ海のガス田問題について共同開発で正式合意したと発表した。内容は(1)日本が主張する排他的経済水域の境界線「日中中間線」をまたぎ天然ガス田「翌檜」周辺海域を共同開発(2)中国が開発に着手しているガス田「白樺」に日本側も出資など。根本問題の境界線問題を先送りした上で「戦略的互恵関係」の成果として合意を優先した格好。


東シナ海ガス田問題で日中が共同開発に合意した。
名は日本が取って、実は中国が取ったと思う。

境界線問題は先送りしたと言っても、
中間線をまたがって共同開発に同意したということは、
ほほ中間線を境界線と認めたに等しい。
中国が主張する大陸棚延長論からすると大幅な後退だ。
日本は名目上は得点を挙げたと言える。

しかし、中国も損はしていない。
中間線で境界線を引くのがほぼ国際常識になりつつあると下記の記事のように聞いている。

【土・日曜日に書く】東京特派員・湯浅博 中国の海だなんて奇怪な

それからすると当たり前の所に落ち着いただけにしか過ぎない。
中国が譲ったなどと思うのは、中国の交渉テクニックに、騙されたことになる。

問題は、このガス田の生産性である。
本当に採算が取れるか、かなり疑問に感じる。
日本に金を出さしたのは、不良債権への貸出にも見える。
日本側は、今後無制限に金を引きだされないよう警戒を要する。

日本は実質的には譲っているが、
平和裏にほぼ問題を解決したのは得点だ。

日中紛争海域での独自調査強行に反対する
で、論じたけれど、中国がごねまくれば問題は大きくなる。
中国にも得にならないけれど、日本にも得にならない。

鉄砲を持ったキチガイに正論だけでぶつかって、
暴れられたら馬鹿らしい。
「金持ちケンカせず」というように、
金で問題を解決できれば良しとしよう。

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