異をとなえん |

高度人材の受け入れに関しての疑問

2008.05.12 Mon

16:35:33

先週金曜日、
ワールドビジネスサテライトで労働者受け入れについての特集があった。
その中で二つばかり疑問を持った。
一つは、研究・技術の労働者数が減っているのだが、その原因。
もう一つは、日本が労働者の開国に閉鎖的なのは本当なのだろうかという事だ。

番組の中で、日本に来ている労働者は増えているのだが、
研究・技術の労働者は減っているというグラフが出ていた。
1998年から2002年に労働者は20万人から27〜8万人に増え、
研究・技能の労働者は7000人から3000人に減っている。
高度人材の受け入れに関して、
この期間特に制限した事はないと思うのだが、
なぜ減っているのだろうか。
高度人材の受け入れ強化するには、
減っている理由を分析して、それを改善する必要がある。
番組にはその分析がなくて、どうもよくわからない。
単純に1998年から2002年は不況だったから、
減っているだけではないだろうか。
だとしたら、2003年以降増えているはずである。
なんか、研究・技術の労働者は減っているというのは、
番組のプロバガンダの気がしてきた。
後で、2003年以降の研究・技術の労働者の数を調べてみよう。

もう一つ疑問に思ったのは、
日本が労働者の開国に閉鎖的なのは本当かという点だ。
日本が受け入れに積極的でないのは確かだと思うが、
来たいと思う人材をむりやり拒否している例は少くはないか。
たとえば、日本に留学で来て、大学卒業後日本で就職している人たちが、
在住許可を取るのに困難があるとは思えない。
有名な宋文洲氏とか、最近新書などを出している中国の人たちは、
特に困難もなく日本に住み続けているのではないだろうか。
普通の企業が外国人の入社を認めれば、
簡単にビザが取れると思うのは間違いなのか。
合法的に在住して働いている人間が、
ビザの更新に失敗したという話は聞いた事がない。

もちろん、拒否していないからと言って、積極的とはいえない。
今後の事を考えると高度人材の受け入れに関しては、
積極的になる必要があるのかもしれない。
しかし、高度人材ならば給料も高くなるのだがら、
受け入れのための費用もそれでまかなうのが原則である。
日本人が海外に行く場合、
教育のための日本人学校は自分たちでまかなっている。
日本に来る外国人も基本そうあるべきだろう。
その費用が出せないならば、
本当にその人材が必要なのか問うべきである。

私は単純労働者の受け入れに関しては反対だが、
高度な労働者の受け入れに関しては反対していない。
番組では高度人材の受け入れに関する話が、
なぜ農家で低賃金で働いている労働者の話になってしまうのか、
とても疑問である。

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