異をとなえん |

「アメリカ大都市の死と生」感想(補足)

2008.04.25 Fri

18:57:56

昨日書いた感想の本の中で感心した部分を思い出したので補足する。

大企業は郊外に脱出できるが、
小さい企業は都市から抜け出す事はできないという意見だ。

大企業は郊外に引越したとしても、
自分たちに必要な物は一緒に持っていくことができる。
社員食堂に始まる従業員の福祉施設、
下請け企業、弁護士、会計士と言った専門サービスなどだ。
だから、大企業はニューヨークから郊外に脱出していくことができた。

それに対して、小さい企業にはそんな事はできない。
普段、仕事をくれる取引相手や、協力してくれる相手なくしては、
たちまちの内に干上がってしまう。

この意見には感心した。
つまり、小さい企業や個人でやっている商売は、
場や人間関係に大きく依存するために、簡単には動けない。
動く場合は今までの仕事をご破算にして、新しく始めるに近い。
「フラット化する世界」で述べられていたようなクリエイティブな職業ほど、
都市でなくては生きられない。

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