異をとなえん |

なぜ道路族は一般財源化に反対するのだろうか?

2008.04.03 Thu

11:32:12

福田首相が道路特定財源の一般財源化を打ち出した。
道路族は心の奥底では反対しているらしい。
なぜ道路族は一般財源化に反対するのだろうか?

ガソリン暫定税の廃止に反対するのはわかる。
廃止された税金分の支出は、なにもしなければ減るわけだし、
他から持ってくるのは財政危機の現在、確かに厳しい。

しかし、道路特定財源を一般化した所で入ってくる金がなくなる訳ではないはずだ。
道路の新規作成・整備のための予算がある程度の額が絶対必要な事にも変わりない。
結局、今とたいして変わらないと思うのは変だろうか。
道路を作り過ぎだと考えている人にとっては、
やっとスタート台に立ったぐらいの気持ちだろう。
道路族にとってもこれまでは戦う前に不戦勝だったのが、
これからは予算交渉の時に争う必要があるのだから少し厳しくはなる。
だけれど、与野党誰でも道路族と言われるほど力を持っているならば、
予算獲得が難しいとは思えない。
今でも使い切れないほど金がある。
そういう訳で、道路族が強行に一般財源化に反対する理由がつかめないのだ。

私が思いつく理由は一つある。
財務省が予算のチェックをすると、
いきなりムダが発覚して10〜20%も予算が減ってしまうのだ。
しかし、いくらなんでも、それほどひどくはないと思うのだが、
そうでも考えないと私には理由が見つからない。
もし本当だったら嫌になってしまう話だ。

もう一つ思いついた。
特定財源という形だと、道路を作って欲しい議員は一致団結して戦うことができる。
全員が欲しい道路の予算がほぼ保障される。
仲間同士での争いは起こらない。
でも、一般財源化されてしまうとある道路を作りたい議員は、
他の道路を作りたい議員と争いになる。
誰もが予算は欲しいのだから境界線上の案件はどうしても競合するからだ。
仲間割れが起きて道路族のパワーは大きくそがれる。
これが怖いのだろう。

自問自答だったが、納得できてしまった。

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURLはこちら