異をとなえん |

日本人論?

2008.02.17 Sun

14:22:28

Financial Timesで日本人論みたいな記事を見つけた。

. . . and now for somewhere completely different

読んではみたが、少し失望してしまった。私の英文の読解力が弱いせいか、異っているといいたいのか、異っていないといいたいのか、はっきりしない。最後まで読んだのだが、どうもはっきりしなかった。筆者の書いた他の記事も読んだのだが、全部何が言いたのかよくわからない。もしかしたら、これがイギリス式の皮肉とかユーモアとか言われるものかも知れないが、そうだとしたら完敗である。取りあげるのをやめようと思ったが、結構長い英文を読み通した時間が無駄になると思ったので、ケチだけつけた。

仕方がないので、私の日本人論を書いてみる。世界のどの国も他の国と同じではない。日本も同じである。世界のどの国とも同じではない。わかりにくい表現で書いてしまったが、つまり、日本は他の国と違った部分もあるし、違わない部分もある。それだけの事にすぎない。

表意文字を使っている国とそうでない国、一神教を信じている国とそうでない国、それらの間には当然違いがある。日本は欧米に比べると、ずっと遠い所にあることによって、それらの違いが累積して、なんかあべこべの国に見えるらしい。でも、結局の所、それらの違いは小さな違いが集ったに過ぎず、本質的な違いであるとは思えない。少くとも日本を特異点のように扱う必要はない。

もちろん、日本は世界の中心から見ると辺境の孤立した島なので、変わった部分が集りやすい。たとえば、日本は世界最古の君主国家だろう。逆に言えば、イギリス王室が後1000年も続けば日本と大体同じになる。

今現在、日本が世界の他の国全てと違っていそうな事は文字の表記方法で、表音文字と表意文字両方を使っている国は日本だけだと思う。少し前は韓国もハングルと漢字を両方一緒に使っていたのだが、現在はほぼハングルのみみたいなので、日本が唯一である。私はひいき目からか、日本にとっては有利な点だと思うが、欧米はそうでないと考える人が多いだろう。有利というのは、漢字かな交じり分は読みやすいので、国民の知的レベルが向上しやすいのではないかということだ。ただ、簡単に立証できるような大きな差でもない。大きな差だったら第二次世界大戦で負けてないだろう。そして、日本人の特異性と言われるほとんどの事とも関係ないのは確かだ。

そういう訳で、私は日本人とそれ以外の人を区別して議論するような事は無意味であり、民族的文化的同質性が高い国とそうでない国というような議論をした方が有益ではないかと思う。

追加
インターネットにアクセスできなくなって、投稿が遅れてしまった。しかも、元の記事が読めなくなっている。制限があるみたいだ。読めないと何がつまらなかったのが、少し気になってしまった。

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