異をとなえん |

2008年日本の景気予想

2008.01.15 Tue

03:03:10

2008年新年から日本は悲観論一色に染まっている。株価も初日から下降を続け暴落していると言っていい。日本の景気は今後どうなるだろうか。

内需は賃金が上昇していない所に悲観論まっさかりで、どう見ても上昇しそうにない。しかし、今回の景気回復においては、輸出拡大による外需の影響が大きかった。外需の動向を見ると、アメリカではサブプライムローン問題に端を発っした景気後退への不安は刻一刻と拭えないものになりつるある。そして、アメリカ以外の国と言えばデカップリングと言われ、アメリカが景気後退しても他の国には影響が及ばないという意見はあるが、結局はアメリカの輸入に依存している部分が多くあるので影響するという意見も多い。なんか非常に暗いように思える。

私はアメリカ経済はその不安から景気後退すると思っているし、それ以外の国はすぐには輸入が減少するようなことはないと期待している。それ以外の国の輸入が急減しないと言うのは、特に中国の公共投資が続いている事が大きい。これはアメリカの景気と関係ないので、鉄鋼などの素材系の産業は来年も大丈夫だ。輸出が減っても、まだたくさん貿易黒字はあるのだから、公共投資をやめる必要はない。つまり、アメリカは、はっきりしないけどそれ以外の国ではまあまあ輸出は伸びると見ている。

問題はアメリカへの輸出だ。その他の国への輸出の伸びでカバーできないほど減ると日本は不況になってしまう。ただ、これについてはテレビ番組での工作機械メーカーのインタビューの話が参考になった。インタビューでは円高になっても、輸出は大丈夫かという話だったが、それは大丈夫だというのがメーカーさんの意見だった。アメリカ国内の工作機械メーカーとは競争していなくて、日本のメーカーが競争相手だから、円高になっても価格は転嫁できるというのだ。私はそれは本当だと思い、日本メーカーのニッチで独占が成り立っているような分野では不況になっても売れるし、円高になっても価格転嫁できるのじゃないかと考えている。

日本からアメリカに輸出している製品で最大金額のものはレクサスじゃないかと推定するが、レクサスは不況だからと言って購入をやめるような消費者には売っていないだろう。不況でも十分金を持っているユーザーに売っているという事だ。逆に、ガソリン高だから燃費がいい車を買うのがファッションだと思う消費者が多いと感じる。レクサスは簡単に売行きが落ちるような車ではない。他のトヨタの価格帯の低い車は別だろうが、アメリカ市場はアメリカ国内の生産車に任せ、減った部分は他国に回せばなんとかなる。

つまり、アメリカの輸出はあまり変わらず、他の国の輸出も大きくは伸びなくても、ほどほどには伸びるのではないだろうか。大企業中心の景気予測では景気はまだいいと感じているのは、その現れではないかと思う。最終的には内需の減退分を外需でおぎなって、なんとかプラス成長は維持しそうというのが、私の今年の日本経済予測である。

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