異をとなえん |

日本は遅々として進む

2007.04.03 Tue

23:56:47

日本マンセー
全体的な気分に共鳴を感じるブログですが、4月2日のエントリーに心魅かれる言葉がありましたので、取りあげました。

金美齢さんの言葉として引用された「日本は遅々として変わる」です。ただ、「変わる」に違和感があり、「遅々として変わらない」「遅々として進まない」の両方の言葉があることから、「進んでいる」か「進む」の方が良くないかと思って検索してみると、ここで一応らしき物を見つけました。そこでは「進む」になっているので、タイトルは変更しています。

なぜ、この言葉に心魅かれたかと言うと、私も御多分にもれず最近日本マンセーです。日本に貢献していない身では若干心苦しいものがあるのですが、でも日本がほめられるとうれしくなります。そして、なぜ日本がいい国かと言うことを考えます。

私の考えでは、日本がいい国である理由は、今まで平和な時代が長く日々の成果が段々積み重なってきた事にあると思うのです。たとえば今、世界で流行っている「NARUTO」というマンガがあります。このマンガには先人の伝統というものが積み重なっています。ジャンプの「友情、努力、勝利」というテーマ、忍者という講談から培ってきたスーパーヒーロー、歌舞伎のヒット作である児雷也の取り込み、一目そんなものに気づきます。こういう先人たちの伝統を取り込んでいることが、このマンガを豊かにしています。

他に幾らでも例があげられます。ほんの小さな進歩だって進歩しているかぎり、とてつもない高みにたどりつきます。そして、そういう努力を尊いとする精神を養ってきました。

平和でない国はつらいです。今までの努力を戦火は一瞬にしてぶち壊していきます。先人の智恵を伝えるべき人を殺していきます。そして、何よりも悲しい事に日々の努力は無意味であり、その場その場でやり過ごす事が一番賢い方法だと人々に思わせます。それはそれで否定できないかも知れませんが、私には悲しく感じます。

「日本は遅々として進む」というタイトルに戻ります。元の表現が「遅々として進まない」であるように、元の表現は進んでいるのだか、進んでいないのかわからないほど、進みが遅い事を批難する言葉です。でも、それを変更したこの言葉は、努力していれば前に進んでいるという信念を表しています。努力すれば世界はよくなるのです。私はこの精神に心打たれてしまいます。

PS.
「である。だ。」調がどうも書きにくい気がして、「です。ます。」調に急に変更してみました。

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURLはこちら