違憲だと声高に叫ぶ人がいる。私は違和感を覚える。違憲かどうかなんてのは、所詮法律論であり、形式的な論理の話に過ぎない。いや、まあ、もちろん形式的な論理というのは重要なのだが。
違憲論を叫ぶ人に聞きたい。あなたは、それでは憲法を改正して、あなたの反対する行為がはっきり合憲になったら、反対をやめるのですかと。私が感じるには、反対をやめないであろう。ならば、最初から憲法論など出さないで闘えばいいのにと思う。その方がすっきりしている。後、もし本当に憲法に違反していると思えば裁判に訴えればよい。そして、裁判で負けたならば、あなたがどう思おうが、日本ではそれは合憲なのだ。