異をとなえん |

ロジステック曲線上の最初と最後では金利は0となる

2013.06.24 Mon

21:07:10

ロジステック曲線上の最初と最後、技術革新が停止した世界では金利はどうなるだろうか。
もちろん技術の進歩が完全に止まった世界というのはありえないので、理論的な状態だがそのような状態を前提として考える。

人口は恒常状態で人口構成も変わらないとする。
技術進歩がない世界とは関係ないけど、経済がロジステック曲線形に成長する命題での前提だ。
資源などは全て再利用可能と仮定する。
資源の量に制約を設けると、枯渇した場合には技術革新が必要になるからだ。
このような仮定の世界では当然成長自体が起こらない。
だから成長するための新規投資自体がありえない。
あるのは古くなった設備の更新投資だけだ。
この費用は設備の減価償却費でまかなえるので、新たに借金をして投資するなどということは起こらない。
投資先がない以上、銀行が預金を集めても貸し出すことができないので、金利は0になる。

この時銀行に預金する行為はありうるだろうか。
金利0なのだから預けること自体がありえない理屈もあるけれど、将来の不安とかで預金するとしよう。
しかし、これは貯蓄と投資が必ず一致するという経済学の恒等式に反することになる。
だから投資がない以上、貯蓄も起こらない。

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570 続:ロジステック曲線上の最初と最後では金利は0となる

前回は中途半端なところで終わってしまった。 技術革新が停止した時点での資産価格について少し考えたので補足しておく。 技術革新が停止した状態では、金利が0になり、貯蓄自体がありえなくなる。 そこまでは自明だと思ったのだが、株式みたいな資産の価値がどうなるかわからなくなった。 金利が0になるなら、株式の配当もなくなるのが自然のような気がするし、その場合株式自体の価値もなくなって