異をとなえん |

覇権国交替論目次

2013.09.28 Sat

20:09:41

** 最新更新版に当たってのメモ(2013/09/28)

金融化する経済(2013年9月28日更新)を1.1ロジステック曲線型成長モデルの部分に追加した。
次はバブルの生成と崩壊ついての記事を追加する予定だ。

DTIブログは閉鎖するという事実を知りましたので、引っ越さなくてはなりません。
早急に見つけて移動場所を報告したいと思います。

** 0. 前書き

覇権国交替論を読みやすいように、分類し目次をつけてみた。
ただ、読み直して見るとわかりにくい所がとても多いし、抜けも目立っている。
また構成もいろいろ問題なので、暫定的なものだ。
今後全体を通して読めるように、記事を追加し、各記事に説明を加えていく。
だから、この目次については直接更新するつもりだ。

本当ならば、もう少し各記事をちゃんと読み直して構成をきちんとしたかったのだが、全然進まないのでとりあえずリリースしてから修正していく。

** 1. 理論

*** 1.1 ロジステック曲線型成長モデル

経済はロジステック曲線形に成長する(2013年6月17日更新)
世界経済もロジステック曲線形に成長する(2013年6月19日更新)
ロジステック曲線上の最初と最後では金利は0となる(2013年6月24日更新)
続:ロジステック曲線上の最初と最後では金利は0となる(2013年6月27日更新)
ロジステック曲線型成長で金利はどう変化するか?(2013年9月5日更新)
ロジステック曲線型成長では普及率が半ばを過ぎても経済は成長を続ける(2013年9月9日更新)
資産効果による成長への影響(2013年9月26日更新)
金融化する経済(2013年9月28日更新)

参照:バブルと覇権国とグローバリゼーション - ガラパゴス化は必然である(その13)
この記事が覇権国交替論について基本的な考えを説明しているのだが、自分で読んでいてもいやになるほど読みにくい。
この記事については上の記事で全面的な書き直しをするつもりだ。

覇権国の交替理論
続:覇権国の交替理論

覇権国交代の理論 - 「内向の世界帝国 日本の時代がやってくる」感想

ノーベル経済学賞を目指して
労働と財・サービスの交換理論 - ノーベル経済学賞を目指して(その2)

** 2. 現実との検証

*** グローバリゼーション期
なぜバブルは起こるのか?

グローバリゼーションの本質とは?
グローバリゼーションが格差を拡大させる - グローバリゼーションの本質とは?(その2)

*** 恐慌期

**** 概要

バブルの崩壊のプロセス
金融危機は一応収束したのか?

**** 実例
世界経済が悲鳴を挙げている
ウォンの暴落、そして - 世界経済が悲鳴を挙げている(その2)
世界恐慌の行方- 世界経済が悲鳴を挙げている(その5)


*** 停滞期
不良債権処理の遠い道のり

「デフレはなぜ怖いのか」感想
バーナンキの発言 - 「デフレはなぜ怖いのか」感想(その2)

なぜデフレは続くのか?

なぜ内需は回復しないのか?
なぜ内需は回復しないのか?(その2)
サラリーマンの給与増加(なぜ内需は回復しないのか?-その3)

なぜ日本のバブル崩壊後の停滞は長く続いたのか?
アメリカの大恐慌が長く続いた原因は? - なぜ日本のバブル崩壊後の停滞は長く続いたのか?(その2)
石油危機後に起こったこと - なぜ日本のバブル崩壊後の停滞は長く続いたのか?(その3)
アメリカ経済の今後の動向は? - なぜ日本のバブル崩壊後の停滞は長く続いたのか?(その4)
不良債権処理は簡単には終わらない - なぜ日本のバブル崩壊後の停滞は長く続いたのか?(その5)

次期覇権国はなぜ長期不況に突入するのだろか?
バブル崩壊後の長期停滞の仕組み
長期停滞に関するメモ

ギリシャ危機の本質
続:ギリシャ危機の本質

ギリシャのユーロ圏離脱に意味があるのか?
続:ギリシャのユーロ圏離脱に意味があるのか?
二段階目の恐慌はあるか?
ギリシャはユーロ圏に入って得をしているのだろうか?

**** 政策対応

バブル崩壊の意味と財政政策について(ロビンソンとフライデーの話)

なぜバブル崩壊後ケインズ政策は効かないのか?

ケインズ政策の何が間違っているのか?
続:ケインズ政策の何が間違っているのか?

なぜケインズ政策を取ると保護貿易に傾くのか?
続:なぜケインズ政策を取ると保護貿易に傾くのか?
アメリカは財政の崖を落ちるのか?

*** 秩序再構築期
「アメリカでは成功したのに、なぜ日本でだけ金融緩和政策が効かないのか?」 - 基軸通貨ドルの終わりの始まり(前編)(2013年9月17日更新)
アメリカの金利が上昇しているのはなぜか? - 基軸通貨ドルの終わりの始まり(中篇)(2013年9月18日更新)
どうしたら基軸通貨は替わるのか? - 基軸通貨ドルの終わりの始まり(後編)(2013年9月21日更新)

次の覇権国はどこか?(その1)

グローバリゼーションがなぜ戦いを生むのか
続:グローバリゼーションがなぜ戦いを生むのか?

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567 経済はロジステック曲線形に成長する

経済はロジステック曲線形に成長する。 何を言っているかわからない人が大部分だろうなので、まず文章の意味を説明する。 最初にロジステック曲線とは何だろうか。 ロジステック曲線というのは、下記のような曲線で、テレビやビデオのような新らしい分野の製品の普及率などは経験的にこのような曲線を描くことが実証されている。 グラフでは横軸に時間をとり縦軸に普及率をとっているとしよう。 そうすると、曲線は最初の普及率は0だが時間とともに普及率が上昇して飽和することを示している。 ロジステック曲

568 世界経済もロジステック曲線形に成長する

前回書いた、「経済はロジステック曲線形に成長する」という命題を世界全体に拡張しよう。 本質的にはこちらの方がもっと自明である。 世界経済が国家によって分断されていなければ、一つの国と変わりない。 国家に分断されることによっていろいろと違いが出てくるけれど、完全に分断されていれば別世界と同じなので無視できる。 冷戦期のソ連圏のように、アメリカを中心とした資本主義世界と貿易はしてい

571 続:ロジステック曲線上の最初と最後では金利は0となる

前回は中途半端なところで終わってしまった。 技術革新が停止した時点での資産価格について少し考えたので補足しておく。 技術革新が停止した状態では、金利が0になり、貯蓄自体がありえなくなる。 そこまでは自明だと思ったのだが、株式みたいな資産の価値がどうなるかわからなくなった。 金利が0になるなら、株式の配当もなくなるのが自然のような気がするし、その場合株式自体の価値もなくなって

572 ロジステック曲線型成長では普及率が半ばを過ぎても経済は成長を続ける

ロジステック曲線型成長においては、普及率が半ばを過ぎると需要の低下が始まる。 それに対して生産能力は需要が最大になったときのままだから、生産から需要を引いた分の余剰が生まれ、貯蓄に回されていく。 「ちょっと待った。生産能力より需要が少なかったら、生産されないだけではないのか。」と思う人がいるかもしれない。 それについては最終的に帳尻を合わすので、この時点では余剰が生まれていくと思って欲しい。 なお貯蓄という言葉を使っているが、経済学的な意味での貯蓄ではない。 ロジステック曲線型成長の原動力であ

573 ロジステック曲線型成長で金利はどう変化するか?

ロジステック曲線型成長の一番上と一番下で金利は0になるとした。 それでは、中間において金利はどう変化していくだろうか。 そして金利が最大値を示すのはどこだろうか。 単純に考えると、普及を開始した時点で金利が0なのだから時が経つにつれて段々と上昇し、普及が半ばに達した時点で金利は最大を示し、その後金利0に向かい下がることになるだろう。 そう考えていたのだが、理屈を説明しようとすると難しい。 金利は当然金融市場で決まる。 貯蓄がたくさんあり、投資先が少なければ金利は低くなる。 貯蓄が少なく

574 「アメリカでは成功したのに、なぜ日本でだけ金融緩和政策が効かないのか?」 - 基軸通貨ドルの終わりの始まり(前編)

9月17日、18日のFOMCで量的緩和政策の縮小が決定されるともっぱらのうわさである。 景気が持ち直していることもあって、出口政策が開始されるらしい。 実際ニューヨークダウは1万5000ドルを超え、リーマンショック前の最高値を上回っている。 失業率も着実に減少し、新規雇用者数も増えている。 貧富の格差はリーマンショック前よりもさらに拡大し、上位1%の所得だけが増え、

575 アメリカの金利が上昇しているのはなぜか? - 基軸通貨ドルの終わりの始まり(中篇)

前回、アメリカの景気回復の原因は新興国への投資だとした。 しかしそうすると疑問が出てくる。 2012年の後半ごろから新興国のバブルははじけ資産価格は下落を始めた。 その結果資金はアメリカに逆流していると思われる。 資金が戻っているので為替相場はドル高に向かい始めている状況だ。 それなのになぜアメリカの金利は上昇するのだろうか。 実際10年物国債の金利は2012年7月の1

576 どうしたら基軸通貨は替わるのか? - 基軸通貨ドルの終わりの始まり(後編)

基軸通貨には慣性がある。 何を持って基軸通貨と定義するにはいろいろ意見があるかも知れないが、貿易の決済通貨が一番重要だ。 現在の基軸通貨はドルであり、たいていの輸出入はドルで決済している。 この貿易通貨を変更することは非常に面倒である。 自分の財布に円、ドル、ユーロが混在し、支払う店ごとに通貨が変わっていたら管理が面倒で仕方がない。 しかも為替相場が変更していたら、商売していて自分が儲かっているかどうかもわからなくなる。 誰もが取引する通貨は一つに限定したいから、現実の世界ではドルが決済通貨

577 資産効果による成長への影響

「ロジステック曲線型成長では普及率が半ばを過ぎても経済は成長を続ける」の記事では、中間点を過ぎても金利低下による資産効果で経済が成長すると説明した。 しかし、本当に資産価格の上昇だけでGDPを顕著に増やすほどの効果が生まれるだろうか。 これについて少し確認しておきたい。 日本は孤立した島国のため、他国からの影響が弱くモデルとしての分析に最適であることを前に記事にしたことがある

578 金融化する経済

ロジステック曲線型成長モデルでは中間点を過ぎると経済の金融化が始まる。 借金のGDP比が増加し、金融産業の利益が他の産業の利益に比べて大きくなっていく。 金利の低下による資産価格の上昇が金融業の肥大化を生むのだ。 資産価格が上昇しているといっても、そのままでは投資も消費も増えない。 資産の所有者のキャッシュフローは別に変化しないからだ。 資産価格が高くなったことで、気が大きくなり消費が増えることもあるだろうが、それだけでは経済に大きな影響を与えるほどではない。 上昇分の利益が消費や投資に