異をとなえん |

第二回電王戦4局目展望

2013.04.12 Fri

21:18:14

明日は第二回電王戦の4局目が行われる。
プロ棋士は塚田九段、ソフトはpuella αだ。
塚田九段は一昔前王座のタイトルを取ったこともある棋士だが、羽生世代の台頭によってトップ棋士から脱落した。
現在はプロ棋士5人の中ではレーティングが一番低く、実力は一番下だと思われる。

下記は棋士ランキング(2013/04/12)から抜粋した結果だ。

20 三浦弘行八段 1729
31 船江恒平五段 1659
46 阿部光瑠四段 1614
95 佐藤慎一四段 1510
101 塚田泰明九段 1496

そうすると、コンピュータソフト第二位であるpuella αの楽勝かとも思うのだが、このpuella αの実力が良くわからない。
puella αは米長九段を破ったボンクラーズの後継ソフトだが、floodgateの対局に参加しておらず実力の測定ができない。
別名で参加している可能性はあるけれど、よくわからない。
次期コンピュータ将棋選手権にも出場予定がないので、開発自体もそれほど進んでいない可能性がある。
コンピュータソフトの内、gps将棋、ツツカナ、ponanzaはfloodgateに参加していて、ほぼトップクラスの実力を保っている。
習甦はレーティングにして200ぐらい下だった。
前回のコンピュータ将棋選手権でも、上の4つと下の4つとではかなりの実力格差があったので、習甦が弱いのは当然のことかもしれない。
puella αは普通に考えればトップクラスにはまだ残っていると思うのだが、不明というのが本当なところだ。

ツツカナの実力は船江五段に勝ったことから、1700ぐらいとしておく。
ponanzaはほぼ同等、習甦はそこから200ぐらい落ちるので1500と推定される。
それだと習甦が阿部光瑠四段に負けたことは、ほぼ実力通りの結果だ。
puella αの実力がわからないけれども、ツツカナと習甦の間で1600あるならば、puella αは塚田九段に勝つことが予想される。

もっとも一発勝負ではレーティング推定はあてにならないし、どちらが勝つかより内容の方が重要だ。
期待するのは、puella αが塚田九段に飛車先の歩の交換を許してから逆襲する将棋だ。
飛車先の歩の交換が有利という棋界の常識が正しいかどうかを判断するためにも、2局目、3局目と同じパターンを期待する。

ところで、電王戦の観戦記はニコニコニュースに出るようなもので終わりなのだろうか。
普通に手の解説がつく観戦記は出てこないのだろうか。
3局目、飛車先の歩の交換をしてから、94手目の6六銀を指すまでに、ツツカナ側が一度有利になったように見える。
それならば、船江五段がどこで悪手を指して不利になったか知りたい。
あるいは、船江五段がずっと優勢という結論ならば、そのことを教えて欲しく思う。
手の解説をこんなに知りたいと思わせる将棋はないので、将棋世界あたりから記事が出ると期待してもいいのだろうか。

ぐだぐだ記事を書いたけど、明日も楽しみだ。

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コメント

326

こういう記事書く人ってほんと自分の考えを改めないよなー、プロに有利なルールでおまけに事前練習のハンデを考慮しないで結果よ
り内容が重要とかっこつけても意味ないんじゃないの?大体そんなこと言うなら2006年にボナンザに苦戦した竜王は大したことないってことでオーケーか?渡辺のレートは1500位とかでいいか?プロに都合いい事実だけ抜き取ってレート推定するのはいい加減改めたら?

327

2007年の間違えか、あと2005年のタコス対橋本もよろしく

328

とにかく臭ソが弱かったと意地でもそうしたいわけだ、けどそれは
ピュエラアルファの入玉将棋の酷さを見て棋力がアマ以下と酷評するようなものだよ、レートの推定はいいけどもうちょっと見る目がないと話になりませんな、もっと本質を見ないと駄目でしょう。

329

ちなみに私の計算だと2010年にコンピュータは羽生と同等以上の力を持ったと推定している、んである程度プロが得意なルールも含めてはっきり上になったのが2011年のボンクラーズ、今のgps将棋はそれよりかなり強いので、三浦さんが相当の対策を立ててもまず負けないはず、まあ開発者のやる気にもよるようだけどね。

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