異をとなえん |

二大政党制では対立軸を勝手に変更してはいけない

2012.12.17 Mon

20:48:49

相変わらず不調な気がする。
カラ元気も元気の内というから、とりあえず何でもいいから文章をつむいでおこう。

昨日選挙があった。
マスコミの予想通り自民党大勝となっている。
民主党が60議席を割ってきたのは予想外か。
たくさん負けるとは思っていたが、マスコミ予想を覆すほど負けたのは意外だった。
比例投票数では、2009年が2984万票、今回2012年が962万票で2000万票以上減っている。
今までのシステムを覆して欲しい願いを持つ国民が2000万近くいて、それが今回民主党から離れたのだろう。

民主党が負けた原因としては、マニフェストを達成できなかったことを指摘している人が多い。
けれども単にマニフェストを達成できなかっただけならば、これほど負けなかったような気がする。
前回の選挙で民主党に投票した人々もマニフェストうんぬんよりも、反自民党で投票した人が多かった。
だからマニフェストの達成度もそれほど重視していない。
マニフェストが民主党の目指す目的であって、その方向に進んでいるならば国民はそれほど怒らなかっただろう。

民主党が失敗したのは、マニフェストをいい加減に扱い過ぎたことだろう。
達成することを全然考えずにマニフェストを作成し、それを平気で破っていった。
達成できないのは我慢できても、目指す方向が全然違うというのは完全に違反行為だ。
消費税増税はその最たるものだ。

二大政党制というのは、時の総理が最善の政策を実行するものではない。
二大政党は基軸政策の賛否によって、国民を二つに分割するものだ。
だから政権党は党の原則に基づいて、国民が予想できる政策を実行しなくてはならない。
総理大臣が個別に政策を評価してぶれていては、国民は実行される政策を予想して投票できなくなってしまう。
消費税増税が正しい政策であったとしても、それを判断するのは国民であって総理大臣ではない。

小泉元首相が使い捨て政治という言葉みたいなことを言っていた。
二大政党制は使い捨てにされる議員、政党、総理大臣であるべきなのだ。
たとえ間違った政策であっても実行すれば、国民は投票した責任を負う。
間違った政策を実行すると、当然議員、政党は責任を問われるわけだが、間違った政策を公約したのが原因だから仕方がない。
そこで使い捨てにされるべきなのだ。
そうすることで、初めて国民は自分たちの投票を安心してゆだねることができるようになり、自分たちの投票に責任を持つ。

もちろん、未知の状況で公約等がない場合はある。
その場合は個人の能力で対応してもらえばいい。

民主党はマニフェストが破綻した時点で、自民党が批判したように解散総選挙を行うべきだった。
そうすれば少なくとも、国民に誠実と受け止められる余地があった。
負けるのは仕方がないけれども、このような大敗は回避できたかもしれない。
自民党と連携して、民主党を分裂させるというのは、明らかに対立軸自体を壊している。
国民からすると、一体何を信じて投票できるのか。
民主党が大敗したのは必然であり、二大政党制の根幹を壊した野田総理はやはりだめ総理としかいいようがない。

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