異をとなえん |

中国に関する記事の、間違いの修正と追加情報

2012.11.07 Wed

21:51:10

間違いを書いていたので修正。

「続:胡錦濤の面子が潰れたから反日デモが起こったというのは、中国の宣伝工作だ」の中で、次のように書いていた。

引用開始

党弁公庁主任は党人事の要だろう。
引用終了

中央弁公庁主任は人事の仕事ではなくて、日本でいう秘書みたいな仕事だった。
党最高指導部のスケジュール管理、機密文書管理、私生活のサポート、護衛任務などを担当している。
だから人事を担当というのは、私の完全な間違いだった。
档案を管理しているのは弁公庁だという話を読んで、档案は個人の人事記録だから人事を管理していると判断してしまった。
档案には個人の人事記録だけでなく、公文書という意味もあるので、弁公庁は文書管理をしている機関だった。
なんとなく、人事もしているのだろうという雰囲気だけで書いてしまった。
中国共産党の人事、最高人事ではなく、党の中堅クラスの官僚を地方や政府のどの役職につけるかを担当しているのは党中央組織部みたいだ。

後、弁公庁主任という役職は各組織ごとにあるので、党中央弁公庁主任と表現すべきだった。
党中央弁公庁主任が極めて重要な役職であることは否定できないので、論旨自体は別に変えないが、間違った情報を書いてしまったことは申し訳ない。

なぜ気がついたかと言うと、「中国人民解放軍の内幕 (文春新書)」著富坂聰を読んだから。

本自体は中国をよく知らない人間にはわかりやすく、基本情報を教えてくれる本で勉強になった。
人民解放軍とタイトルに入っているが、軍だけでなく中国の基本的な政治の仕組みも教えてくれる。

もう一つ、中国に関しての情報を追加。

見落としていたのだが、2012年11月2日に次のニュースがあった。
「尖閣」共同管理へ定期協議要求 対日工作トップに習近平氏指名 中国が方針

引用開始

 一方、胡錦濤指導部は9月、日本に国有化を撤回させるため(1)持久戦(2)外交戦(3)経済戦−を展開するという大方針も策定。対日工作調整委員会を設置し、トップに次期最高指導者に内定している習近平国家副主席を指名したという。
引用終了

「習近平が消息不明だった理由は?」で書いた、習近平が消息不明だった理由は対日工作の総指揮を習近平が取っていたからだという推測を裏付けていると思う。
もっともこの記事を読むと、いったいどこが情報の発信元だかよくわからない。
複数の日中外交筋が明らかにしたとあっても、日本側に情報があるとは思えないから、中国外交筋からの情報なんだろうがいろいろと謎である。
消息不明だった理由を裏付ける情報だとしたら、対日工作調整委員会を設置した日付が極めて重要なのだが、その日付がないのがもどかしい。
もっとも、常務委員のほとんどが9月10日以降に対日批判をいっせいにしているので、その時点では対日工作調整委員会が設置されているのは確実に思える。
対日政策がまとまったから全員が同じように話せる。
だとしたら、その時点で習近平が対日工作調整委員会を率いていただろうし、行方不明の期日から逆算して9月1日ごろに設置されたのだと推測できる。

なんとなく自分の推理に自信がもててきた。

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