異をとなえん |

続:アメリカは財政の崖を落ちるのか?

2012.11.05 Mon

21:28:07

前回の記事では、アメリカの経常赤字が続いていることを構造的な不景気の理由とした。
永久に経常赤字を続けることはできないから、それを解消できない状況が続いていることこそが不景気を生んでいるという理屈だ。
しかし、この理屈自体は間違っていることに気がついた。
シェールガスによってアメリカの資源の価値は増大した。
だとしたらその分資産は増えているのだから、当然借金できる限度額自体も増加したはずだ。
アメリカの増えていく借金の金額がアメリカの増えていく資産の金額より少ないならば、別に特に問題はないことになる。
もちろん本当に問題がないかは、金額を計って比較するしかない。
ただ、単純に経常赤字が続いているのに、資産が増えていそうもないから構造的不景気だという理屈がおかしいというだけだ。

やはり真面目にシェールガスの影響について考えよう。
おおざっぱな形でいいから、どれくらいアメリカの成長率を押し上げる力を持っているかを知りたい。
少し検索していくつか参考になりそうな記事を見つけたので、リンクしておく。

「北米シェールガス・シェールオイルの動向と我が国への影響調査」要旨(pdfファイル)

シェールガス

領土問題の背景にもあるエネルギー争奪戦の新星!
米国発の「シェールガス革命」は日本の関連銘柄にもビッグチャンスだ!


次はどれくらいの影響を持つ可能性があるのか概算してみたい。

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522 シェールガス革命のアメリカ経済への影響 - 続々:アメリカは財政の崖を落ちるのか?

昨日の記事の続きで、シェールガス革命がアメリカ経済をどれほど成長させるか考えてみた。 まずアメリカのシェールガスの資産額を推定する。 11月4日の朝日新聞GLOBEのグラフによると、アメリカの技術的に回収可能な資源量は862Tcf(兆立方フィート)となっている。 出典は米エネルギー情報局 BP Statistical Review of World Energyだ。 GLO