異をとなえん |

中国の「外貨運用会社」構想

2007.03.30 Fri

17:48:51

[中国][経済]中国の金融政策・次の妙手なるか

中国が外貨準備の運用を下記のような構想で変更する場合の中国内部での金融状況を分析している。


今回の構想は、新たに設立された「外貨運用会社」が長期(恐らく10年もの)の債権を発行して人民銀行から対外資産(その多くは米国債)を買い取り、より高い収益率での運用を目指すものである。


読みながら疑問点がいろいろと頭に浮かんできて、いっこうに焦点を結ばない。外貨準備があまりにも巨大になっている以上、一部の外貨準備の運用を収益重視の方向に変換して、そのために民間会社的なものを作るのはたぶん正しい方向だと思う。しかし、その後の金融政策うんぬんがどうも納得いかない。判断がつかない。

いろいろ考えているうちに最大の違和感の原因は出た。中国がなぜ金融を引締め、インフレを抑えこもうとしているのかが、よくわからないのだ。中国はレートを固定した為替制度の元での発展途上国として、インフレになってなければおかしいはずである。それを何か無理矢理ゆがめようとしている。私の中国経済に対する不信感はこんなところから来ているのだと思う。

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