異をとなえん |

続:中国は何を考えているのか?

2012.09.17 Mon

21:23:34

ニュースなどで、尖閣諸島での日中領土紛争について論じるのを聞くと気になることがある。
慎重な対応とか、冷静な対応とか、または日中友好の精神とかが出てくるのだが、それは何か意味がある言葉なのか。
人類の歴史は戦争の歴史であり、平和友好が叫ばれようとも、多くの場合戦争は起こってきた。
どんなに二つの国が仲良くなろうとも、たぶん不満を持っている分子は必ずいる。
日本にも、日中関係で友好よりも仲違いすべきだと考えている人間はたくさんいる。
つまり、冷静とか慎重とか言っても、冷静ではなく慎重ではない人間は必ずいるわけだ。
それがいることを前提にして国と国とは関係を築いていく必要がある。
逆に言うと、一部の人間が友好関係に反発し、それで止まってしまうような関係ならば所詮それだけの関係に過ぎないのだ。

今回の日中紛争にしても、発端は石原東京都知事の尖閣諸島購入問題だった。
日本の法律の仕組みでは、土地の所有者がその土地の上に行くことを拒絶する方法はないと思う。
尖閣諸島が都の所有物になった場合、石原都知事が尖閣諸島で勝手に行動することを防ぐ方法はかなりない。
もちろんそういう法律を作れば、なんとかなるだろうけど、日本の仕組み自体を根本的に変えるものだから簡単にはいかない。
だから政府が都が買う前に、先に買ってしまったのは、日中関係に傷をつけないようにするためだったのは間違いない。
それを中国に怒られたら、日本政府はどうしていいかと困ってしまう。
日本政府としては、中国はいったいどうしたいのかと疑問に思うわけだ。

中国はそれに対して反日暴動で答えた。
中国にも反日を支持している人はたくさんいる。
それは仕方がない。
だが、それが実際に法を犯しているのに、政府が肯定していたら、一体中国の内政はどうなるのか。
日本は当然のように「厳重に抗議する」姿勢を示した。
要するに何もしませんよ、ということだ。
これは中国に対して文句を言う以外に何もしないことであり、日本国内でも対処しようがないことをいっているわけだ。
日本資本の中国投資に対して何の保障をしないならば、日本資本はみんな逃げていくことだろう。
賃金上昇と輸出不振という経済状況で、ただでさえ腰の引けている状況ならばなおさらだ。
つまり、中国の反日暴動は中国の内政問題であり、日本は関係ないのだ。
それなのに、日本政府になんらかの対処を求めたとしても無駄だ。

なんか論旨がぐだぐだになってきたが、中国政府は一体どうしたいのか。
それがはっきりしなくてはどうにもならない。
単に八つ当たりしたいだけならば、無責任すぎる。
漁船を尖閣諸島に送るのは、一つの対策かもしれないが、それは日本政府もなんらかの対処せざるを得ない。
それで中国政府としてはいいのか。

反日デモの黒幕は誰かという話題も盛り上がっているが、よくわからない。
動機がはっきりしないからだ。
つまり、統治が混乱しつつあって、一部勢力が好き勝手に動いているだけなのだろう。
それは中国がばらばらになりつつあると同義だ。

なんか前の記事とほとんど内容が同じになってしまった。
同じようなことを繰り返し考えているだけなのかもしれない。

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