異をとなえん |

韓国大統領の竹島訪問に思うこと

2012.08.15 Wed

21:14:48

イ・ミョンバク韓国大統領が竹島を訪問した。
うざったい。
そして、これに対して日本がどうすれば良いか思いうかばない。
何を実行しようとも解決法はなく、状況は悪くなるばかりのような気がする。
取りとめもなく、頭にある考えを書きとめておきたい。

まず、ネットの感想を見ると韓国大統領の愚行だと評している人が多い。
実効支配している竹島をわざわざ領土係争地として、世界にアピールするのは馬鹿げている。
世界が注目し、日韓の平和のために仲裁行為を行おうとすれば、竹島の支配が危うくなる危険性が出てくる。
それは韓国の国益を損じると日本人は思うわけだ。

この考えは誤っているというか、韓国人の動機を理解していない。
大統領が竹島を訪問するのは、日本が領土主張している島を韓国は好き勝手にできることを示したいからだ。
昔韓国が竹島を所有したいたがどうかも、それほど重要ではない。
いや、むしろ竹島が日本の固有の領土であった方がうれしいだろう。
だってそれは韓国が日本の領土を奪ったことになるからだ。

だから竹島支配を世界にアピールすることが必要になる。
誰も注目してくれなかったら、韓国は日本の面目を簡単に踏みにじれるほどの大国であることを世界に示せない。
日本をバカにすることで、韓国は日本より上位の国であることを世界に証明できると思うのだ。

韓国大統領がレイムダック化を防ぐために、竹島訪問したのも違う気がする。
残り任期は短い。
2013年2月24日が任期満了で、あと半年ちょっとだ。
人気が回復しようともしまいとも、できることは少ないだろう。
それなのに竹島を訪問したのは人気取りというより、任期が短くなって将来のことをあまり考えなくなったから、地が出てきたのだ。
イ大統領の生年月日は1941年12月19日で、戦後の反日気分の中で物心ついたことになる。
理念としての反日を身に付けた。
大統領になったばかりは国益のことを考え日本との対立を自制したが、慰安婦の問題など日本との関係はなかなかうまくいかない。
だからその不満が竹島訪問や天皇の謝罪要求などで噴出した。

韓国人は偉いことを示すために、わざと法律等を無視することがある。
自分は法律を無視することができるほどの力を持っていると社会にアピールするわけだ。
今回の竹島訪問はどのような経緯をたどろうとも、韓国が放棄することには結びつきそうにない。
世界が竹島の所有権を日本に認めたとしても、韓国は拒否し、それができることを世界に誇示するだろう。
日本が取り戻すためには軍事力を行使するしかないが、あんな小島一つのために軍事紛争を起こすなどバカらしすぎる。
そこで行き詰まりだ。

なんらかの報復措置を取れば日本も傷つくことになる。
韓国との資金スワップの協定を停止すれば、韓国も傷つくだろうけれど日本も傷つく。
韓国が破綻すれば日本経済も悪くなるのは確実だ。
そのようなことが起こらないように、スワップ協定を結んでいる。
そしてスワップ協定を停止したとしても、韓国が竹島をあきらめることはない。
つまり日韓関係が悪くなるだけで解決には結びつかない。

もっとも韓国の方も日本に対して同じようなことを考えているのかもしれない。
慰安婦問題に対して日本が解決策を講じようとしないから、その報復措置をなんらか取らざるを得ない。
実害が発生しない報復措置として竹島訪問が選ばれた。
互いの世論が反日嫌韓に傾くだけで、何の実りもない世界だ。
不毛ではある。
かと言って日本にも妥協できないところはあるし、妥協したとしてもそれで解決はしない。
韓国にとって反日は存在意義に近いので、妥協すればハードルを高くするだけだ。
日本にとっては迷惑な話だ。

それではどうしたらいいのか。
実のところどうしようもないと思う。
いつか時間が解決してくれると信じて、うやむやにして先延ばしにするしかない。
適当に反発し、適当に引く。
外交担当者には嫌になるだけの世界だろうけれど、それしかないというのが私の結論だ。

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491 韓国に対して本音をぶつけよう

竹島問題の解決法について、いろいろな意見が出ている。 穏健的な意見とか、強硬的な意見だ。 私はどちらかと言うと強硬論に賛成しているので、その理由を述べたい。 竹島の領有権について実質的に日本は敗北している。 韓国にどういう行動を取られようとも、ほとんど日本は抵抗する方法がない。 今回の日本の国際司法裁判所の提訴も、実質的には意味がなく、形式的な対応でしかない。 それ以外の対応も口先だけのものがほとんどだ。 スワップ協定の延長中止も簡単にはできないだろう。 経済的な関係は双方が利益を得