異をとなえん |

中国に私鉄はないのだろうか

2007.12.09 Sun

04:57:42

ふと思ったが、中国に私鉄はないのだろうか。あってもおかしくないけど、どうなのだろう。

日本で都市に人口が集まり始めた時、都市近郊と中心部の間に鉄道を建設し、都市近郊をベッドタウンとして開発していったのが、私鉄会社だった。東京や大阪に人口が集中していったのは、そのせいでもある。中国も都市化が進むならば、都市の近郊と中心部を結ぶ鉄道の役割は大きい。北京では地下鉄の建設が非常に進んでいる。ここ数年の間に10本近くできるはずだ。しかし、地下鉄ほど建設費がかからない普通の路線は作られているのだろうか。北京と上海を結ぶような基幹鉄道ではなく、ベッドタウンと都市を結ぶ路線だ。

インターネットを"ベッドタウン 北京 鉄道"で検索して、次の記事を見つけた。

中国がますます狭くなる?

ここに次のように書いてある。
中国には主要都市の周辺にベッドタウンというものがありません。


2004年7月の記事だから、まだ路線はないように見える。

"中国 鉄道"で検索すると次の記事を見つけた。

中華人民共和国の鉄道 - Wikipedia

ここに次のように書いてある。

中国の鉄道の特徴として、貨物輸送が主で、旅客輸送は従であることが挙げられる。

トンベースの年間貨物輸送量はアメリカを上回り、約20億トンで世界一である(ただし、トンキロベースでは2兆トンキロのアメリカを下回り、1兆5000億トンキロで、世界第2位である)。

一方、旅客輸送は、年間輸送量は約10億人(日本の約10分の1程度)、5000億人キロ(日本の約2倍で世界一)である。このことは、長距離の利用客が非常に多いことを意味する。実際、旅客輸送は、長距離輸送が中心であり、2〜3日をかけて走る列車も少なくない。

欧米諸国や東南アジア、オーストラリア、日本、韓国などの大都市圏では、都市近郊鉄道が発達しているが、中国では、地下鉄や路面電車、モノレール、トロリーバスが存在する都市はあるものの、その数は、中国の大都市の数に対して非常に少ない。日本の国電や、ドイツのSバーンのような、都市近郊電車網は、中国では皆無であった。しかし、近年は上海や北京などで全区間高架または地上を走る軽軌と呼ばれる都市近郊鉄道も開通しており、蘇州などでも建設が始まっている。


私鉄はないけれど、都市近郊鉄道の建設は始まっているらしい。

"中国 都市近郊鉄道"で検索して、ようやく見つけたかった記事を見つけた。

新幹線より近郊鉄道と田園調布を作ろう

中国に新幹線より近郊鉄道と田園調布を作ろうという提言である。2000年9月5日の記述でそれから、あまり進展していないみたいだけど参考になる。

もう一ついい記事を見つけた。

上海軌道交通進化論

2007年2月の記事である。しかし、私鉄はないように見える。鉄道を開発している主体は市なのか?

鉄道と不動産開発を両輪とした企業がないのは、片手落で本当の開発は始まっていない気がする。そんな印象を抱いた。

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