異をとなえん |

日韓のサッカーのライバル関係を振り返る

2012.07.30 Mon

20:57:55

オリンピックでは男子サッカーが調子いい。
2連勝で予選リーグを突破した。
他の競技にはあまり興味ないが、サッカーだけは応援している。

基本的にオリンピックのサッカーは横一線で、どこのチームも金メダルのチャンスはある。
昔はヨーロッパと南米が圧倒的に強かった。
地域代表がオリンピックの基本だから、地域に力の差があると、優勝候補などがはっきりする。
けれども、アフリカがオリンピックで優勝できるようになり、アジアもだいぶ力をつけてきた。
地域に力の差がなくなってきたので、どこが優勝するかわからなくなってきた。
オリンピックは23歳以下の若者が中心なのだから、精神的にはだいぶムラがある。
フル代表に比べて圧倒的に経験が足りないのだ。
ブラジル、スペインが優勝候補だといっても、他のチームが勝てないわけではない。
日本、ホンジュラスがスペインに勝ったように、どんなチームでもコンスタントに力を発揮するのは難しい。
日本にも優勝チャンスは十分ある。

アジアが強くなったのは日本が強くなったからだし、日本が強くなったことによって韓国が強くなったことも大きい。
いや、逆か。
韓国が強くなったことによって、日本が強くなったのか。

韓国も1勝1分けと予選リーグの突破を目前にしている。
韓国もオリンピックでは予選リーグの突破が全然できなかった。
思い起こすと、中田英寿がオリンピックを率いていたときに、韓国と練習試合をしたことがあった。
そのときに韓国はぼろ負けして、このままではダメだと悟った。
大学生主体のオリンピックメンバーをやめて、4強制度に手を入れて、プロを主体としたメンバー選出に切り替えた。
それがアテネオリンピックでの、初の予選リーグ突破につながった。

韓国のオリンピックメンバーにはJリーグで活躍している選手も多い。
今回は確か4人いたはずだ。
若手からのプロ化が進むことで、韓国サッカー選手の日本進出も珍しくなくなった。
その前のことを考えると、韓国がサッカーのプロ化を推進したことで、日本でもJリーグが発足したと言ってもいいだろう。
さらにその前を考えると、韓国のサッカーのプロ化も、日本のメキシコオリンピックでの3位に刺激されたのかもしれない。

韓国はワールドカップもオリンピックも日本よりちょっとだけ早く、世界大会に常時進出できるようになっている。
それに日本が引っ張られたかもしれない。
日本の選手が中田を始めとしてヨーロッパに進出するようになると、韓国もヨーロッパに進出するようになった。

歴史を考えてみると、日韓はいいライバルなわけだ。
二つの国は互いに刺激しあうことによって、力を高めてきた。
あいつだけには負けたくないという思いが、力を引き上げていく。
小説やマンガみたいに、大嫌いだったあいつを友として思う日があるかは知らないが、欧米から見るとライバルと思われるんだろうな。

主観的にはどうであれ、二つの国が強くなっている以上、後から振り返るといい時代になるのだろう。
オリンピックのサッカーのことを考えていたら、日韓のサッカーのライバル関係に思いがはせてしまった。

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