異をとなえん |

キプロスで預金に課徴金をかける

2013.03.18 Mon

21:52:35

どうも調子が悪くて仕方がない。
先週は一本しか投稿できなかった。
記事を書かないでいると、ますます書けなくなってしまうので、とにかく意味のないことでも書いておく。

キプロスの金融危機に対して、EUは支援の条件として預金に課徴金をかけることを要求し、キプロスは受け入れた。
その余波が世界中を駆け巡っている。
EU内のどの国でも預金に課徴金をかける可能性があることから、スペインやイタリアのような財政危機にある国で銀行から預金を引き出す動きが広まる可能性がある。
それは金融パニックを誘発し、世界大恐慌の再来などと考えてしまいそうだ。
どうなるか心配だ。

日本でも同じように預金に対して課徴金をかけるかもしれないと脅す話が出回っている。
そんなことはない。
何度も書いている気はするのだが、日本の財政危機が深刻化して返せない状態になっても、常に日本では借金によって資金を集めることができる。
今回のキプロスの場合のように、預金に対して10%ぐらいの課徴金をかける必要が生まれたとしても、その分借金をすればいいだけだ。
借金をし続ければ、いつかはインフレになることで、国民から税を取り立てる話になるのだが、円を使っているかぎり逃れようがない。

つまりキプロスのようにユーロという通貨を導入した国は、容易に国民から財産を盗むことはできない。
だから、預金封鎖のような荒事を使ってでも、取り立てる必要があるわけだ。
それに対して、日本は自国通貨建てで経済が回っているので、幾らでも国民から搾り取ることができる。
だから預金封鎖をして課徴金をかけるような荒事はしないで済むわけだ。

これは日本が恵まれているというより、本質的には日本国民にとってはよくないことだ。
自分たちの金が知らない所で盗まれることだからだ。
ただ預金封鎖を心配するのは馬鹿げている。

日本の国債が膨大だから日本円のハイパーインフレが怖いとは言っても、外国に預金をすれば助かるともいえない。
むしろ今回のように外国の方が危ない。
安易に外国に資産を移せという主張がおかしい理由だ。
キプロスに預金している日本人がいたら大変だろう。

日本でも財政危機によってハイパーインフレが発生することがあるかもしれない。
しかし、その場合その前にインフレによる非常に景気のいい時代が来るはずだ。
それからハイパーインフレの心配をしても十分間に合う。
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