異をとなえん |

野田総理は失格だ

2012.12.12 Wed

21:51:10

なんかもう全然書けなくなってしまった。
しかたがないので、野田総理の悪口でも書こう。

民主党の敗北はほぼ確定的みたいだ。
マスコミは100議席割れは確実で、70議席割れもありそうという予測を出している。
小選挙区での地すべり的な敗北も大きいが、比例の議席数減少もはなはだしい。
前回87議席取ったのが今回は30議席を少し上回るぐらいという予測だ。
無党派層の支持を完全に失ったのだろう。

民主党の敗北の原因は目標が反自民だけだったことだ。
民主党は自民党を倒すために生まれた政党だ。
勢力争いのため自民党から追い出された議員や元々自民党の政策に反対していた勢力が、小選挙区制だということで結集した。
でも綱領一つもできなかったように、あまりにも政策が一致していなかった。
だから一つ政策を実行しようとしても、内部が割れてしまう。
総理の人気がなくなれば足の引っ張り合いが激しくなる。
そのために総理を誰がするかによって、政策が大幅にぶれてしまった。
結果民主党を支持していた勢力のほぼ全てから、総すかんを食ってしまったと思う。

民主党の敗北を前提として、未来を予測してみるとあまりいい気分になれない。
安倍総理は前回のことを考えると頼りなく感じる。
リフレ政策にしても本当にわかっているのか疑わしい。
輪転機でお札を印刷すればいいなどという話を聞くと実に不安だ。
参議院選までには人気を落とすのではないだろうか。

問題なのは安倍政権の支持率が低くとも参議院選に勝利する可能性だ。
たとえ支持率が低くとも、他の政党がばらばら状態だと自民党が勝つ可能性は高くなる。
もっとも、参議院の選挙区は1人区だけではない。
それなりに人数の多い選挙区があることも考えると、自民党が絶対に勝つとは言えないのかもしれない。
支持率が高くて選挙に勝って政権が続くのはあきらめがついても、支持率が低いのに選挙だけ勝って政権が続くのは納得できない。
民主党が分裂したのは、自民党の好き勝手な政権が続く可能性を作ってしまった。

そう考えてくると、野田民主党代表が消費税で民主党を分裂させたのは致命的な問題だったと思う。
この分裂でたぶん次期総選挙では、自民党に対抗する政党は生まれないだろう。
そうすると必然的に自民党政権が続くことになってしまう。
政権交代の可能性がない選挙は好ましくない。

民主党がだめだったのは、政権を守るために妥協をするという精神の欠如だ。
小選挙区制では、政党にとって二大政党に入るかどうかが決定的に重要になる。
二大政党と見なされれば、与党が敗北するときには野党代表の党が勝利して政権を担うことはほぼ確実だ。
だから、自民党がほぼまとまっている状況では民主党は割れてはいけなかった。
野田総理は選挙で勝たずに総理になった以上、自分の政策を貫くよりも党の団結を優先すべきだった。
自公と手を組んで、自党を割るというのは党首としての自棄行為だ。
消費税法案で実際の税率を上げるのが2014年であることを考えると、どう考えても急ぐ必要がなかったと思う。

野田総理の消費税増税法案にかけた熱意は、そもそもマニフェストになかったことからも論外だ。
野田総理としては消費税増税は絶対に実現すべき政策だったのかも知れない。
しかしマニフェストにない政策をいきなり持ち出すのは、明らかに混乱を招いている。
安倍政権の元で消費税増税法案の撤回もありえるかもしれない状況だ。
有権者の意思を明確にするような選挙をしなければ、いつまでたっても混乱が続く。
時の総理がどう思おうとも、選挙のたびにマニフェストを提出し、勝った政党がそれに沿って政策を実現していくことが一番スムーズに行く方法だと思う。
結局野田総理は総理としても、党首としても失格だ。
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