異をとなえん |

王座戦が面白い

2012.08.29 Wed

21:32:29

渡辺に羽生が挑戦している王座戦が面白い。
こんなに見入るつもりはなかったのだが、目が離せなくなってしまった。
gpsshogiの予想通りに進行しているのに、評価値が二転三転する。
読みの限界ギリギリの所で、勝ち負けが入れ替わっている気がする。
長手数の詰みがある状態で、評価値が信頼できない状態なのだろう。
王位戦最終局で羽生がソフトの最善手を指し続けて波乱なく終わったのと比べると雲泥の差だ。

羽生は75手目に45銀と決め手のつもりで出たけれど、後手からの反撃に見損じがあったのではないか。
67桂打ちからの戦いで長手数の詰みを見逃している気がする。
見損じというのは、これで勝ちがはっきりしていないならば、45歩と指していた方が玉が固いからだ。
しかし、ここらへんの戦いではソフトの評価値も読みの手順もころころと変わっていて、相当難しそうだ。

ただソフトの読みと人間の読みは違い、もう結論が出るしかない場面では、人間の判断の方が確実な気がする。
つまり評価値がどうこうより、詰みがあるかないかの方が重大なわけだ。
渡辺の88手目23銀がそんな手に見える。
23歩がgpsshogi推奨だが、23銀でも受けきって勝ちという読みではないか。
詰まないことを読みきって、1手ゆとりが出れば先手玉は詰む、その判断に狂いはない気がする。
どういう結論が出るか楽しみでしょうがない。
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