異をとなえん |

「日本人にとって英語とは何か」感想

2011.10.17 Mon

20:49:06

「日本人にとって英語とは何か」をざっと見る。


最初に、算数教育において日本語が有利で英語が不利な話が出てくる。
数の概念が十進法で統一されている日本語とどちらかというと十二進法の英語では、算数の理解の速度に差があるという話だ。
これは前に書いた記事の具体的な例で、下記のような内容が語られる。

日本では数の表現が十進法に統一されていることで、十の位で繰り上がりになることを簡単に教えられる。
それに対して、英語では数の表現が十二進法になっている。
そのため、英語圏の子供では十の位で繰り上がることを理解させることが難しいらしい。

また、日本語では数字の読みが中国風の読み(いち、に、さん等)、日本古来の読み(ひとつ、ふたつ、みっつ等)、その省略形(ひ、ふ、み等)といろいろある。
そのため、年号などいろいろな数字を暗記するのが楽にできる。
なくよ(794)うぐいす平安京などだ。
また、九九も簡単に覚えられる。

日本人の算数の能力が高いのは、この力がおおいにあるらしい。

それに対して、英語圏ではそもそも十進法の概念を理解させるのに苦労しているらしい。
ten、eleven、twelve、thirteenときたら12で桁が繰り上がっていて、なおかつ13は10+3といった表現になる。
子供にはわかりにくいのだろう。
ヤードポンド法も大体十二進法だから、十二進法のかけ算が必要になる。
でも、日本語みたいに語呂合わせによって覚えられないから、数式をそのまま暗記するしかない。
英語圏の小学生の算数の成績が悪いわけだ。

この話は面白い。
後の話はこの話ほど納得できるものはないけれど、それなりにためになる感じがする。

大体おすすめ。
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