異をとなえん |

サムライ債による日本の資本供給

2011.10.06 Thu

20:52:03

アメリカが世界に資金を供給できなくなれば、日本が供給するしかない。
日本以外に金を持っている国がないからだ。
中国には政府による外貨準備はあっても、中国内部の外資系資本と差し引きすれば、プラスであるかも疑わしい。

てなことを考えて、まとめようとしているが、なかなかまとまらないので、そのための資料としての記事をリンクしておく。

【クレジット市場】欧州銀のサムライ債、今年も発行活発か−金利差で

今年1月24日の記事で、欧州に日本がサムライ債を通して資金を供給するという記事である。
けれども、なかなかうまくいってないみたいだ。

【クレジット市場】欧州勢のサムライ債発行が急減−債務危機が響く

欧州自体の金融不安がサムライ債の発行を止めている。
世界的に金融不安が増しているので、どこもなかなか資金を貸そうとしなくなっているからだ。
日本に金があっても、返してくれる見込みがはっきりしなければ日本は金を貸せない。

日本が金を貸すためには、最終的に物やサービスの形で利息を払うことを日本が認めなくてはいけない。
つまり、日本の貿易収支が赤字にならなくては、借りる方も返すあてがないので借りられないのだ。
日本が世界の商品を受け入れることによって、始めて世界各国も輸出が増え、景気が良くなり、借金をすることができる。
アメリカが世界の需要の受け皿になれなくなりつつある今、日本がその替わりならなければ世界経済は成長しない。

しかし、日本の需要の伸びも、資金の供給も、いまだはっきりしない。
夜明け前が一番暗いという言葉を信じれば、そろそろ明かりが見えるころだと思うのだが。
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る