異をとなえん |

量子ドット太陽電池

2009.07.27 Mon

01:37:18

量子ドット太陽電池という新しい太陽電池の話が、
2ちゃんねるで言及されているのを読んだ。
何のことかとググって見ると、発電効率の理論値が60%とかで、凄そうな話である。
最近日経新聞に載ったのが元ネタかと思ったが、結構いろいろ散らばっている。
時系列順に並べてみると興味深かったので、整理してリンクしてみた。

2007/07/09
発電効率の壁破れ 太陽電池「量子ドット」従来型の倍以上に(日本経済新聞)

引用開始

筑波大学の岡田至崇准教授は現在普及するシリコン半導体の太陽電池よりも、発電効率が二倍以上になる可能性を秘めた新型電池を試作した。
引用終了

発電効率 7%

2008/01/30
Science&Technology Trends January 2008 feature article 02
高効率を目指す太陽電池セルの研究開発動向

太陽電池全体の研究開発動向についての説明がされている。
太陽電池における、日本の研究レベルでの遅れが指摘されている。
筑波大学の岡田准教授の研究は変換効率8.54%となっているが、
発電効率とは意味が違うのだろうか?

2008/06/08
量子ドットの発見でカヴリ賞

量子ドットを発見したということで、
コロンビア大学のルイス・ブラス教授がカヴリ賞を受賞したという話。
一番量子ドットの説明がわかりやすいかな。

2008/09/22
理論効率60% 量子ドット型太陽光発電

量子ドット太陽電池の開発のために、
7年間の新規プロジェクトを
経産省が国立大学法人東京大学先端科学技術研究センターに立ち上げる。


2009/04/24
電通大、量子ドット半導体型太陽電池のエネ変換効率を向上

引用開始

 電気通信大学の豊田太郎教授、沈青助教は量子ドット半導体の太陽電池で、増感剤に複数のカドミウム化合物を使い、エネルギー変換効率を2・0%から3・8%に向上させた。
引用終了

新材料とかが意味のある研究なんだろうか。
エネルギー変換効率は低いのだが。

2009/07/20
次世代太陽電池、「量子ドット太陽電池」の可能性

引用開始

次世代太陽電池として研究が進められている「量子ドット太陽電池」、東大先端科学研究センター、東大ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構+シャープは、量産されているシリコン系を上回る発電効率16%以上の試作品開発に成功した。
引用終了

発電効率16%
2007年7月の頃が8%だとすると2倍向上している。

2009/07/20
量子ドット型太陽電池

上記の日経新聞の記事に対する感想。

2009/07/26
量子ドット太陽電池 石ころと砂粒の世界

量子ドット太陽電池の技術的説明。

全体的感想
量子ドット太陽電池の発明はアメリカだが、
実用化は日本が先行しているような印象を受ける。
iPS細胞の実用化で日本が遅れを取っているなどという記事をよく見るが、
量子ドット太陽電池の実用化では日本が優位なのかもしれない。
技術開発では抜きつ抜かれつが当然なのだから、
重点的に力を注ぐ分野を見極めて成果を出して欲しいものだ。

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