異をとなえん |

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」ネタばれなし感想

2009.07.02 Thu

03:08:55

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を見てくる。
凄いという言葉が、最初に出てくる。
英語で言うとawesomeだ。
面白いより先に、凄いだ。
使徒が変形しまくって、よくわからないが動きまくってるのがわかる。
巻き戻しボタンを押したくなるが、映画にはないのが残念。
音声は映画館のせいか音量が大きすぎて、どうも聞きにくい。
幾らなんでも、もう少し下げてほしかった。
しかし、圧倒はされた。
ただ、本当に面白かったかと言うと、よくわからない。
あれで始めて見る人にわかるのだろうか。
でも、それは愚問か。
テレビ版と映画を全部見ている人以外、お断りと言った映画だものな。
だとしたら、ラストシーンはエヴァを好きだった人にとって、
見たかったシーンなのかもしれない。
実際少し感動した。

そう考えるとリメイクではなく、正当なる続編と思える。
話の破綻していたTV版がなければ、今回の作品は魅力半減だ。
あの、うだうだしているシンジくんがいたからこそ、
今回の積極的なシンジくんがはえる。
けれども、
物語としては予定調和的になった分だけ魅力を欠いているようにも見える。
三角関係の図式が見えてしまう。
先の読めなかったテレビ版のエヴァの魅力がない。

新作としての今後の話の鍵は新キャラの眼鏡っ娘がにぎっている。
今回の話の中では、意味ありげだけど全然役割が見えてこない。
あやなみ、しきなみ、まきなみ、
三つの名前が日本の駆逐艦としてそろえてきた以上、
なんらかの意味はあるはずだ。
それが何なのかが、次の作品の興味だろう。

新キャラの登場、アスカの姓が変わったことなど、
物語は少しずつ変形してきた。
「涼宮ハルヒの憂鬱」の
今まさに放送しているエンドレスエイトというエピソードが、
繰り返している内に少しずつ変形しているようにだ。
その無限ループをどうやって切り抜けるのか話の醍醐味なのだろうが、
エヴァもそれを踏襲している。
新劇場版が更なるループを見せるのか。
それとも、TV版と旧劇場版を上回るラストを見せることができるか、
期待している。
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