異をとなえん |

WBC決勝戦ダルビッシュが印象に残る

2009.03.25 Wed

02:24:29

ワールドベースボールクラシック決勝戦日本対韓国は熱い試合だった。
最終的な安打数が日本15本、韓国5本で、
普通なら日本が圧倒的に有利なはずだが、韓国は執念で互角に持ってきた。
9回裏土壇場で同点に追いつかれた時は、
これで負け試合になるのかと本当に覚悟した。
後から考えてみると、韓国が一番勝利に近づいたのが、あの時だった。
ダルビッシュがふんばって、1点になんとか抑えで、韓国は運に見放された。
あの時点で3番、4番まで交替したから韓国は勝ちづらくなった。
ダルビッシュは1点取られたけれど、それでもいい仕事をした。
イチローの10回の決勝点よりも印象に残っている。
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羽生マジック9四歩(NHK杯トーナメント優勝)

2009.03.23 Mon

02:27:01

羽生がNHK杯将棋トーナメントで久しぶりに優勝した。
デビュー以来のファンで、羽生のNHK杯のほとんどを録画している人間としてはうれしい。
おめでたいことだ。

今回のトーナメントは全て完勝だったと思うが、決勝戦だけは負け模様だった。
それを解説の渡辺竜王が感心する手を指して逆転した。
俗にいう羽生マジックだ。
後で2ちゃんねるのスレッドをのぞくと、
実際には紛れの多い手というだけで逆転はしていなかったようだ。
しかし、森内9段が間違って、羽生が逆転した。

全体の将棋を振り返ってみると、
前半では森内9段が味悪くがんばっているような感じで解説していた。
けれども、味がどんなに悪くとも、手がなければ問題ないわけで、
いつのまにか羽生が完封されそうだった。
そこを、羽生が今にも切れそうな攻めをつないでいく。
素人目には全然ダメに見えるのがが、いつのまにか羽生が勝っているような局面になる。
森内玉は王将単独で、簡単に詰むように見えるのだが、かかと一本で支えていく。
結局、羽生が攻め切れず、森内の攻撃の番になったところで、冒頭の羽生マジックが出た。

羽生はこれでNHK杯選手権優勝7回だ。
故大山永世名人の優勝回数の方が多いが、
これはトーナメントに参加した棋士が50人になる前がほとんどだ。
50人制になってから優勝している羽生の凄さがわかる。
後3回優勝して通算10回優勝になると、永世NHK杯選手権者らしいが、どう見ても難しい。
羽生が達成できなければ、永久に出やしない。

ファンとしては、後3回優勝して永世NHK杯選手権者になって欲しいものだ。
羽生が近年優勝できなかったのは、決勝戦まで言って負けていたからだ。
昔の決勝戦に強い羽生に返って欲しい。
応援している。
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フランスでのマンガの売行き

2009.03.21 Sat

19:34:12

du9 - L'autre Bande Dessin?e - Numerology, 2008 edition (I)

フランスでのマンガの売行きについての記事。
後で読むためにリンクだけあげておく。

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なぜ日本の成長率が一番悪くなっているのか?

2009.03.21 Sat

02:42:19

IMFの予測によると、2009年の各国の成長率は日本が一番悪くて、5.8%の減少だ。

日本の09年成長率、マイナス5.8% IMFが再び下方修正


 【ワシントン=米山雄介】国際通貨基金(IMF)が世界経済の成長率見通しを再び下方修正した。2009年の日本の実質成長率はマイナス5.8%と、今年1月の見通し(マイナス2.6%)から一段と悪化。世界全体もマイナス1.0―マイナス0.5%と、戦後最悪だった1月の見通し(プラス0.5%)をさらに下回り、マイナスに転落する。

(略)
 米国、ユーロ圏の成長率も1月見通しのマイナス1.6%、マイナス2.0%から、それぞれマイナス2.6%、マイナス3.2%に下方修正した。10年については、世界経済は1.5―2.5%のプラス成長に緩やかに浮上すると予想している。 (19日 23:43)



日本が金融危機から一番遠いと言われながら、
なぜ日本の成長率が一番落ち込むのだろうか。
日本銀行の説明を読むと、まあ大体はわかる。

日本の景気の落ち込みはなぜ米国よりが大きいのか−日銀が謎解き

要は、アメリカが需要の減少を輸入の減少によってカバーし、
その輸入の減少分だけ輸出が減って日本の成長が落ちている。
理解はできるが、納得できない。
それでは、金融危機の影響が日本に一番出ていることになるのだろうか。
そうではない。
こんな風に考えてみよう。
資産1億で所得1千万の人アメリカさんと、資産5千万で所得500万の人日本さんがいる。
それが金融危機によって、アメリカさんは資産1億が8千万になり、
所得1千万が980万になった。
日本さんは資産5千万が4900万になり、所得500万が475万になった。
所得だけを比べてみると、日本の減少の方が大きいが、
実際に苦しくなっているのは明らかにアメリカさんだ。
今年の成長率は日本の方が悪くても、時が経てば、資産の価格が回復しない限り、
それに合わせて消費が減り、最終的には所得も減っていくだろう。
そうなれば、アメリカより日本がましという感覚には合うことになる。

もっとも、幾ら他の人よりましだと言っても、所得も資産も減っているのだとしたらうれしくはない。
反転はできないのだろうか。

下記のように、IMFの予測では、2010年も日本の成長率は0で、欧米の成長率はプラスになっている。

09年世界経済成長率は-0.6%に、日本は-5.0%=IMF高官


(略)
 テルミナシアン氏が明かしたIMFの成長率予想の内訳は以下の通り。

2009年  2010年

世界経済 -0.6 2.3

米国 -2.6 0.2

ユーロ圏 -3.2 0.1

日本 -5.0 0.0

英国 -3.8 -0.2

カナダ -2.0 1.2

G7 -3.2 0.2


納得できない。
一体、どの部分が成長をプラスにできるほどの需要を創出できるのだろうか。
逆資産効果による消費の減少分を政府が補うくらいで精一杯ではないのか。
そうか、つまりはそういう理屈で、輸入が減った分だけプラスの成長率になるという話か。
話がうま過ぎる気もするが、これはこれでありなのかもしれない。

ただ、その場合日本の成長率が低すぎる気もする。
なんらかの経路で日本の輸出が増えないだろうか。
公共投資を増やすにしたって、労働者を雇うだけではない。
設備や機械を購入する必要がある。
世界にもっとも資本財を供給しているのが日本である以上、その分輸出が増えるはずだ。
結果日本の成長がプラスになってもおかしくはない。

ところで、他力本願思想しか、日本が成長する道はないのだおるか。
バブル破裂後、日本の景気は低迷し、2002年ごろから持ち直した後も、
日本の成長はほとんど、輸出分だけだった。
その輸出分が消えたから、成長ががくんと落ちている。
では、輸出中心の成長が失敗だったかというとそうではない。
輸出によって利益をだいぶ蓄えることができた。
バブル破裂後の資産の毀損を、ようやく回復できてきた。
だから、個人消費は上向いてきているように見える。
この不況で、一時的に減少しているが、落着けば、また増加してくるのではないか。

経済の明るい兆候を読む 内外経済が底入れに向かう兆しに注視を

上記のように明るい兆しを見つけている人もいる。
資産効果による長期の影響を、経済学は取り込んでいるように見えない。
トレンドの変化は単純な予測線上にはない。
トレンドが変化したのだとしたら、未来に対してそんなに暗い予測を持たないで済む。
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4度目の韓国戦

2009.03.20 Fri

02:03:29

ワールドベースボールクラシックで日本がキューバに勝った。
日本も結構強い。
その日本に韓国は勝つのだから、韓国は強いはずだ。
オリンピックで金メダルを取ったのもうなずける。

明日、正確には今日、韓国と4度目の対決だ。
もっとも一度として、負けたら終わりという戦いではなくて、緊迫感に欠ける。
できれば決勝で当たりたいものだ。
そうなったら、
ワールドベースボールクラシックで9試合中5試合は韓国戦になってしまう。
なんだかな。
4チームから2チームを選出する方法として、
2勝したら抜けるというのはいいとしても、
アメリカに来たら一次リーグにいたチームはばらばらにする方が良かった。
次からはそうして欲しい。

野球の日本韓国戦だと、この前のオリンピックの時の東京の予選が良かった。
あの一発勝負で終わりだと勘違いしていたせいで、一番熱く見れた。
明日の勝負はそんなに熱くは見れない。
決勝戦での戦いに期待したい。
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米住宅着工件数の増加

2009.03.18 Wed

21:53:07

米住宅着工件数が2月増加した。
解釈するのに難しいデータである。

2月米住宅着工:前月比22%増、年率58.3万戸−集合住宅82%増(2)


2月米住宅着工:前月比22%増、年率58.3万戸−集合住宅82%増(2)

3月17日(ブルームバーグ):米商務省が17日に発表した2月の住宅着工件数(季節調整済み、年率換算、以下同じ)は58万3000 戸と、前月比で22%急増し、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値(45万戸)を大幅に上回った。増加率は1990 年以来で最大だった。2月は特に集合住宅の着工件数が拡大した。前月は47万7000戸(速報値46万6000戸)に上方修正された。

(略)

一戸建て住宅の着工件数は前月比1.1%増加し、35万7000戸。集合住宅は22万6000戸と、前月の12万4000戸から82%急増した。

(略)
更新日時 : 2009/03/17 22:13 JST


一戸建ては1.1%増で、増えてはいるが小さい。
この数値の信頼性がどのくらいかわからないが、
統計上の誤差と言っても構わないくらいの小ささだ。
問題は集合住宅の増加だ。
この上昇が何を意味するのか。
前から述べているように、
郊外一戸建てと言うアメリカ生活様式が変化していく兆候ではないだろうか。
郊外の一戸建てから、都心の集合住宅へとアメリカ国民が移動していくならば、
この住宅着工件数の増加は、住宅価格の低下を止める役割を果たせない。
むしろ、価格低下を促進しそうである。

この統計では、住宅市況がまだ底と判断するのは難しいと思う。
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株価上昇雑感

2009.03.18 Wed

01:05:51

株価が最近世界中で持ち直してきた。
少し、前途に明かりが見えたきたのだろうか。
アメリカのサブプライムローンに端を発し、
世界中を巻き込んで景気は悪化してきたが、ようやく底が見えてきた気もする。
トヨタ自動車は5月から生産を拡大する予定だというし、
素材産業は中国向けの輸出で生産が既に上向いているらしい。
際限なく、ただ落ちていく相場は怖いものだ。
たとえ、一時的なものであって、リバウンドすれば一息つく。
そうすれば、怯えていた消費も回復してくる。
定額給付金にしても、高速道路の利用料を千円に下げる計画にしても、
底が見えたタイミングの実施なので、
消費を後押しするちょうどいい措置になっている。

もっともアメリカの景気の先行きには全然楽観できないので、
一時的なリバウンドの気もする。
日本が持ち直しても、アメリカの景気が悪いままだと、
株価自体はアメリカに引き摺られるのが悩ましい。
そもそも、アメリカの株価が持ち直してきたのが、
世界的な株価の上昇を導いている。
アメリカの株価がなぜ持ち直してきたかの理由はよくわからないが、
行き過ぎれば調整するのが世の習いだ。
後付けの理由はあまりあてにならない。
テクニカルな理由だけの気がする。

アメリカ経済は、住宅価格のバブルがはじけた以上、それが下げ止まるまで、
本格的な回復は期待できない。
現在もまだ、住宅価格は下がっているし、その余波は大幅に広がっている。
その余波が治まらなければ、景気は持ち直さない。
アメリカのバブルは膨らみ過ぎた以上、
それが元の段階に縮むまでには時間がかかる。
政府の支援は、それが急速に縮小するのを防ぐ役割はあるだろうが、
流れを逆転することはできない。
そして、副作用として流れを緩やかにし、処理を長引かせる危険性もある。
アメリカのまだ膨らんでいる部分は何か。
クレジットカードローンが膨らんでいるのは明かだろう。
雇用の減少も続いているようだし、個人の破産がなくなるまで、
アメリカの景気が持ち直すことはないような気がする。

日本については、それほど悲観してはいない。
アメリカの消費の減少に伴なう、輸出の急減で苦しくはなっている。
けれどもアメリカみたいに、資産の急激な減少はない。
不動産のプチバブルははじけたれど、かなり底まできたのではないだろうか。
まだ、先は見えないけれど、マンションを買い時と考えている人が多くなり、
在庫が減り始めたのを見ると、耐震偽装問題に始まった不況も終りに近づいた。
であるならば、日本経済は回復基調になってもいいはずだ。
そこの最初に述べた数々の景気刺激策がある。
それらによって成長軌道に乗る可能性はある。

バブル崩壊後、日本経済は低迷を極め、輸出の拡大でなんとかしのいできた。
内需が成長に寄与しなかったのは、資産価格の下落で、
消費がずっと抑えられてきたからだ。
最近の土地価格の上昇で、ようらく資産の下落が止った。
それも今回の不況で逆転しそうだが、一方的な下落ではなくなったと言える。
湿っていた薪がようやく乾いてきた段階だ。
今回の株価の上昇が、その兆しであってくれればいいなと思う。
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